最近、 報道されることがめっきり少なくなったが、 【復興】は、どのような状況か?
以下、 5月15日時点の「復興庁」の資料から。
5月9日現在で、 死者15,858名。 今なお行方不明者が3,021名も。 3月31日現在で、震災関連死も1,618名にのぼる。
人的被害は甚大だ。ご家族を想う。
道路・河川・港湾・農地・漁港・学校・病院・上下水道など、 主なインフラ設備は、 災害査定が9割以上終わり、実施計画も承認され、予算も投入中。 本格的な復旧事業が各地で進んでいる。
港湾でのコンテナ貨物取扱量は、 震災前の約7割まで回復してきている。
東北三陸地域における「産業」の復旧が急務だが、 中小企業等への「グループ補助金」は、 2,202億円を投じ、198グループ(3,214事業者)を支援中。 仮設店舗・工場も400箇所(延べ床面積21万u)。
特に、漁業は、 漁船や加工流通施設の復旧も進み、 被災3県の主要漁港の水揚げは被災前の約8割まで回復。
しかし、 依然として、 「雇用」は求職者が求人を上回り厳しい状況。 雇用創出基金などを活用し、 復旧事業での雇用も発生しているが、 ミスマッチや安定雇用の創出が課題。
市町村が策定する復興計画は、 3月末時点で39の市町村で策定済。 「復興交付金」を活用した支援、 まちづくり専門職員派遣支援などを活用した 新しいまちづくりや、住宅再建・高台移転も進行中。
「復興特区」制度を活用した計画も順次実施段階。 税制や手続など種々の特例を活用した事例も出てきている。
がれきの処理は、 「平成26年3月末まで」を目標に、 広域処理協力も得て鋭意進められているが、 処理・処分は9.0%。
被災者の孤立や心のケアも重要。
特に、福島県の、 16万人超の原発事故避難者への生活・帰還支援も重要。
3月30日成立・31日施行の 「福島復興再生特別措置法」に基づく措置を、 予算を活用して、しっかりと実施していくことが必要。
以上、 【復興】は、まだまだ道半ば。
課題も山積しているが、 着実に復旧・復興の途にある地域も増えてきた。
新しいまちづくりと、 生活と雇用の再生を確実に実現・実行していくことにより、 東北三陸地域の「復興」を、 確実なものにしていく責務がある。
私たちは忘れない。 国民の課題として、 しっかりと【復興】を成し遂げる!
6:00起床! 今日は暑い日になりそう…。 特に、滋賀県はじめ、関西電力エリアの電力需給が心配…。
9:00議員会館自室に入り、 新聞に目を通し、日程の確認。
沖縄の基地問題に関する書物を読む。
議員会館内の歯科医で歯の治療。 歯軋りし過ぎ?しっかり治療する。
国会に入り、 審議日程や協議状況を把握・確認。
11:00からは、 政府・各省と、 12:00からは、 衆議院の各委員会の審議日程協議を担当する 筆頭理事の議員の皆様との連絡会。
参議院で問責決議が可決されたことを理由に、 衆議院で、関係のない委員会も含めて、 国家的課題である原子力規制庁設置に関する法律案も含めて、 「審議拒否」を続ける野党に、如何に働きかけていくか?
議員立法、視察、参考人質疑、事故・災害対応…等、 あらゆる機会を通じて、 打開のために、粘り強く協議・交渉することを確認。
これ以上、 わがまま理不尽な抵抗と、 国会の審議停滞を許す訳にはいかない!
合間、 >滋賀県から治水・砂防の要望に来られた市町行政関係者、 >国会見学に来て下さった逓友会(郵政OB)、 >ヤマト運輸労働組合 の皆様と、寸時、懇談も。
◇日本の、 特に、関西の電力需給について、 ◇納税・徴税のインフラである「マイナンバー法案」について、 ◇福島第一原発事故の被害補償について …等、 関係省庁より状況と資料の説明も。
17:00からは、 政府各省との連絡会、 城島光力国会対策委員長らと、 今後の国会対応等について協議する。
18:00からは、 辻元清美議員の出版記念パーティーに参加。
18:30からは、 城島光力国会対策委員長への要望活動への動向等。
議員会館自室で執務・読書の後、退庁。
夜は、 私的なリフレッシュのための時間。 国会を離れて、喧騒と雑念を払い忘れ、汗を流す。
人生も、政治も、テニスも、 思うようにはいかない。だから面白い?
宿舎に帰り、充電する。
考え、動き、鍛え、体重を絞り、夏に備える!
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Date: 2012/05/16
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