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2009年12月の活動日記

今年もお世話になりました…



今、12月31日22:00。
あと120分で、年越し…。


1時間は60分。
1日は24時間。

他の364日と変わらぬ夜だが、
「大晦日の夜」は、やはり特別…。


>行く年を振り返り、来る年を展望する。
>埃を払い、居住まいを正し、身の回りを清くする。
>お世話になった人々に改めて感謝する。

この【節目】に感じることを大切にしたい。



<政権交代>

今年一年、最大の思い出はこの一事に尽きる。

私自身、三回目の当選をさせて頂いた日。
8月30日に政権交代が実現した。


政府の一員として、
政権を担い始めた9月以降の4ヶ月は、まさに渦中…◎。
(**)
目が回るような毎日だった。

2009年は、
私自身の人生で、
「忘れられない一年」になると思う。
日本の歴史にも「刻まれる一年」にもなったと思う。


変えた!
変わった!という意味で。


同時に、
抑制されていた良識や希望や不満が一気に覚醒し、
期待も関心も政治に向かった。
負債も、負担も、不安も、明らかになった。

政権交代は、
参加と協働、共同責任の始点でもあると思う。


先人のご尽力に感謝したい。
結果は、努力を裏切らないと信じている。
しかし、今、転換点。
従来の延長線上に未来はない。


戦争はしない。絶対に。
そして、
多くの人々の犠牲と努力の上にある「平和」を大切にしたい。

そして、
自然や文化、技術など、日本が持っている力を活かし、
地域や職場で大切にされる絆を大切にして、
日本らしく健全に成長する国をつくる。

そのために、
税金の集め方と予算の使い方も、
国と地方、民と官、国民と政治、
…あらゆる関係を変える。

生き方も、住み方も、働き方も、
…すべてを変える。


そのために挑戦する!
恐らく、

こうして「生きて」年越せることに感謝しながら、

来る2010年、
恐らく、一生で一番忙しい一年になると思うが、
日々新たに生成発展出来るよう、
コツコツ歩むことを誓う。

Date: 2009/12/31


地元を歩いて…。



○今日も地元で過ごす。


地域内で、終日、挨拶回り。

年末の恒例。
スタッフと。


栗東→守山→野洲→草津と、
一日かけて、支援者宅を回る。


伺う先々で、
賜るご縁とご支援に感謝。

温かい激励も賜りながら、次々と巡る。
ポスターも貼り替えながら…。

野菜を頂いたり、
お茶やお菓子を頂いたり。


民主党への厳しいご意見も。
三日月に熱い期待も、忠告も。
景気への不安、政治への不信、現状への不満も…。

市井・巷の感覚が感じられ、勉強にもなる。


19:00前には、
理髪店「レビュー」で散髪。
一年の締め括りに髪を切る。


自宅に帰る。

夜は、自宅内で私事。
Date: 2009/12/30


年越しのために

「俯瞰すること」と、
「地を這うこと」と。

政治は、両方が重要か…。


一時、一人、一事を大切に、
五感のすべてを使って、
事に処してまいりたい。



朝は、東北、宮城県仙台で。

6:00に起床し、
7:00仙台駅前のホテルから、
空港アクセス鉄道に乗って仙台空港へ。

同志の先輩がわざわざ見送りに来て下さった。
感激…。


大阪・伊丹空港へ空路。
上空から見える雲海と富士山、アルプスの尾根等が美しい…。


9:00過ぎ、伊丹空港着陸。
そのまま大阪市内のご支援頂く企業等を訪問。
年末の挨拶。


その後は、
歳末大売り出しで賑わう大阪中央区の『黒門市場』へ。

「ふぐ」の多さに驚いた。

人ごみの中で、掛け声等の喧噪の中で、
年末の風景と雰囲気を、寸時、味わう。
昼食は、市場内でカレー。


地元・滋賀に戻り、
自室の机周りの片付け、年末年始の日程確認。

15:00以降は、
地元地域での挨拶回り。
お世話になる方々への報告と感謝と決意と。


20:30以降は、
野洲・守山地域の消防団の年末夜警の激励行脚。

各地区の消防団詰所で、
構え備えて頂く消防団の皆様に感謝。
13地区を回る。


23:00前には自宅に戻る。

夕食と休養。
Date: 2009/12/29


御用納め



■中央官庁も「御用納め」の日。


行く年2009年の業務を終え、仕舞い、振り返り、
来る年2010年を展望する。

「お世話になりました。」
「よいお年を…」
「また来年、共にがんばりましょう!」
挨拶をする。


政府の一員になり、
共に過ごし、共に考え、共に行動することが多くなった
「官僚の皆様」に、思う…。


□ある意味、必然だったかもしれないが、
  【政権交代】という激変に、よく対応して頂いていると思う。
□公務を担われる使命感を感じる。
□いろいろな意味で優秀で面白い人々が多い。

□物事を切り、
  論点をまとめる能力に長けている人も多いと思う。

□優秀な若い人が志す仕事であってほしい。
□当座の省益より、将来の国益を考える仕事をしたい。

そのために、
政治と政治家が果たす役割も大きい。



6:40JR手原駅で、朝の駅頭活動。

久しぶりの手原駅。

冬休みで、年末で、乗降客は少ないが、
駅行く人々に、元気に、報告と感謝と決意と。
くのり学県議会議員と国松あつし栗東市議と。


草津事務所に入る。
久しぶりに、
事務所周り、国道1号線沿い、天井川トンネル等の清掃!

公道へのゴミを許さない。
そのために、まず、きれいにする。

草津駅より9:00過ぎの電車に乗り、
京都駅経由、新幹線で上京。

今年最後の東京?

宿舎と会館自室を経由して、
国土交通省政務官室に入る。

年末年始の日程の確認・調整はじめ、
資料の整理、カレンダーの選定等。


13:30には辻元清美副大臣と。

その後、面会対応と、
家賃の取立規制、運輸安全マネジメント、
JR名松線の復旧、下水道法改正、琵琶湖の総合保全…等、
担当する政策課題について、各局から説明や協議。

予算と法案の審議など、
年明けの国会論戦も展望しながら…。


16:00前原大臣はじめ、
省内で共に仕事する皆様に、年末の挨拶。

この4ヶ月間のことが走馬灯のように。

補正予算の執行停止から、
平成22年度予算概算要求の見直し作業、
税制改正の要望と折衝、ダム事業はじめ治水政策の見直し、
交通基本法の策定、海上コンテナ輸送の安全対策、
外航海運の活性化はじめ日本の成長戦略は?

・・・
担当する政策課題もこれからが正念場。


政権交代して以降、
特に、政府に入った9月以降、
私自身、生活が一変した。

政権を担うことの大変さ、
政権運営することの難しさの一端も実感した。

国会や政党(与野党)との距離感も難しかった。
地元・滋賀県で過ごす時間も少なくなった…。

今、この変革期に、
与えられた使命をしっかりと自覚し、遂行してまいりたい。


17:00前、
東京駅から東北新幹線に乗る。帰省客で満席。


18:30仙台入り。
仙台駅での面会の後、
先輩・仲間の待つ懇親会会場へ。

旧知の先輩方と、一席一献。

鉄道員の大先輩の福島県伊達市の仁志田昇司市長も合流。
労働、鉄道、人生、行政、政治…、
懐かしく、熱く、語る。


22:30仲間と別れ、
宮城県仙台市にいる同期二人とも続けて面会。

お互いの近況を報告し合い、励まし合い。
来て、
急に連絡して会ってくれる友人に感謝。

仙台駅前のホテルで休眠zzz

Date: 2009/12/28


年末の恒例



今年も、あと5日。
もう年の瀬…。


朝から終日、
スタッフと、地域内での挨拶回り。

選挙もあった。
日頃のお付き合いや活動もある。
何かとお世話になることも多かった。


草津→守山→野洲と、

日頃共に活動したり、
多大なるお世話になったり…の個人のお宅や、
作業中の農業倉庫や、
有難い激励のお手紙を下さる先輩が入居される老人ケアホームなど、
約60軒を巡る。

途中、ポスターの貼り替えも。
色褪せた顔を貼り替える。



道中・・・

「今年も何かと大変お世話になり、
ありがとうございました…」
(→挨拶に心を込めて)


ある所では「少し太った?」
別の所では「ちょっと痩せたね…」
(→場所や時間によって変わるのかな?)


「まあ、あがっていけ」
「お茶でも一杯」
「お菓子、どうぞ」
(→ありがたい。断れない…。ついつい食べ過ぎ、飲み過ぎ)


「体に気をつけて、頑張って!」
「応援してるから…」
(→だから、頑張れる!!)

地域ごとの課題も、
民主党・鳩山政権や小沢幹事長へのご意見も
いろいろ伺いながら、歩く。


夕方、地域内で買い物した後、
19:00前には、
守山市内のお宅を訪問。

開催中の懇親会に寸時、顔出し。


20:00からは、
西消防署で行われた
草津市消防団の年末夜警出動式に参列。

平素日夜のご尽力に感謝し、
特に、年末、市民生活の安全のために、ご助力賜ることを願う。

消防車の出動を見送り、自宅へ。


疲れた長男、あどけない二男、泣き喚く長女。
今夜も三者三様。

夕食を頂き、早めに就寝。
Date: 2009/12/27


鴨とネギ


琵琶湖を眺めると、
滋賀県に戻ると、
家族といると、ホッとする…。

「地域でのふれあい」と
「琵琶湖の恵み」を堪能して、また元気になった!


「今、在ること」は、おかげ様。
すべてに感謝したい。



朝、
身支度と洗濯の後、
7:00過ぎの新幹線で、品川駅から帰滋>>>


11:00草津事務所入り。

まず、ビデオメッセージを撮る。
仲間の結婚式に、「祝辞を…」と。
新郎が私にソックリらしい…。
こういう「思い切った厚かましさ」は心地良い!?


その後、
事務所自室にて、事務作業と片付け…等、少々。
資料が溜まっている。


昼食後、
14:30からは、
栗東市内の小児科医院内で開催された
「JDDネット滋賀」の会議に出席。

就労や生活支援など発達障害者支援の課題、
学校教育や特別支援教育の問題など、
共有し、解決・改善のための方策を検討する。


その後は、
野洲・守山地域での挨拶回り。

支援者宅、お寺、企業…等、
お世話になった方々に、
国会や政府の状況など近況報告と、
新年の決意と抱負と。

いよいよ本格化する日本の経営改革と、
深刻化する景気の状況と。
生活の現場には、
「期待と不安」が交錯している。


17:30からは、「菖蒲サミット」。

有志が集い、第2回目。

地域の安全を守る人々と、
「琵琶湖の恵み」がいっぱいの鍋を囲み、久々熱々の一献。

人一倍の正義感と使命感を持って、
その組織の中で、
いろいろあるが?
団結して協力して尽力される皆様とのひと時は、
政治の世界に生きる私にとって、勉強になることも多い。

人として、
この「菖蒲サミット」を大事にしていきたい。


自宅に帰る。

妻と娘と、
静かな我が家で、休息充電。

Date: 2009/12/26


省益より国益


★民主党・鳩山政権で、
初めての予算を編成して、今夕、発表!

全体で
【92.3兆円】という過去最大規模の予算。

税収が落ち込む中、
徹底した歳出見直しと、税外収入11兆円確保で、
国債発行額も目標の44兆円以下に抑えることが出来た。

その中、
対前年度で、公共事業費は18.3%減、社会保障費は9.8%増と、「コンクリートから人へ」という
予算の大胆な組み替えも一部、断行することも出来た。

○所得制限を設けない「子ども手当」には、約1.5兆円。
○同じく、
  所得制限を設けない「高校無償化」には、約4,000億円。
○注目の「農業戸別所得補償制度」には、5,618億円。
○地方交付税を大幅に増額した上、
  新たな交付金2.2兆円を創設。
…等々。

年明け、国会で審議される。

時代認識や政策の優先順序の違い、
それを反映させた予算の大幅組み替えなど、
「政権交代」の意義と成果を、
少しずつ実感して頂けるよう、さらに頑張ってまいりたい。



朝は、5:00過ぎより。

「東京にも『サンタクロース』来た!!」
と、大喜びで遊ぶ子どもたちに起こされる。


7:50首相官邸入り。

各省で「陳情」への対応を担当する政務官が集まり、会合。

予算編成の大詰めから
閣議決定を経ての発表までの段取りを協議する。


国土交通省政務官室に入り、
説明等を受けた後、
10:00過ぎからは、
物流専門新聞社数社からのインタビューに応じる。

不況、燃料高騰、運転手不足、規制緩和など、
「物流」を取り巻く厳しい環境と可能性と、
新年の展望など、語る。


11:00からは、
国交省内の会議室で、
「第3回交通基本法検討会」に出席。

>北海道当別町のバス交通や
  新潟県胎内市のデマンドタクシーについて、
>平成14年福島県南相馬市小高区からスタートした
  「全国デマンド交通システム導入機関連絡協議会」
  の取り組みについて、
>群馬県吾妻郡六合村の過疎地有償旅客輸送について、
それぞれ事例報告を頂く。

特に、過疎化と高齢化が急速に進む地方山間部での
移動手段の確保と運営に苦慮されている。

交通基本法の必要性など探る。


12:30からは、
大臣室で、政務三役の打ち合わせ。
予算はじめ、諸々の諸課題について。


急ぎ昼食後、
13:30以降、続々次々の面会対応。

職場と雇用、技術の維持の観点からも、
公共事業費削減を危惧される方々
ダム建設中止を求める方々…等。

1つの物事も事業も、
様々な観点から考えてみることには意義がある。
予断も先入観を持たず、虚心坦懐に拝聴する。

続き、
海上保安庁など担当局からは、
予算や政策の説明も受ける。

来訪された熊本県副知事からは、
県内の球磨川「荒瀬ダム」撤去への支援要請を受ける。
河川内工作物の撤去支援なら、今後への1つの大きな前例に。
治水政策の一環なら、1つの理屈?

造ることも、除けることも、厄介な構造物だ。


16:00からは、
経済産業省にて、
地球温暖化対策・エネルギー関連の
両省連携ワーキングチームの会合に出席。

自動車・民生(住宅・建築物)・物流・エコタウン・建設機械
といった分野で、
次世代の技術開発や投資・利用促進に向けて、
両省が連携して取り組める課題を探っている。

本日、中間とりまとめ。
終了後、会見で発表!


国交省に戻り、
17:00大臣室に来られた新潟県知事との面会に立ち合い。

その後は、農林水産省へ。
担当舟山政務官と、
森林・林業再生に向けた両省連携の可能性について、協議。

住宅行政も、治水政策も、
境界の確定はじめ路網の整備など森林整備の充実や
林業再生が不可欠…。


18:30には、都内で行われた懇親会に出席。
旧交友情を温め、課題克服への志を確認し合う。


今夜も熱く飲み語り、宿舎で休眠・・・。
東京泊。
Date: 2009/12/25


期待されるプレゼント★

今日、12月24日は、
予算も、新幹線も、ダムも、
担当する「大切なこと」の多くが、
決まり、進んだ一日?

その決まる過程には課題も多く、
かつ、
結果や成果までには、
まだまだ乗り越えるべき壁も険しく…。

1つずつ、一歩ずつ。



宿舎で朝食。
上京中の妻と。

徒歩にて、国土交通省政務官室に入る。
道中、澄んだ空気を吸いながら、朝の景色を眺めながら、
懸案課題について、考える。


9:00以降は、
政務官室と副大臣室と議員会館を行き来しながら、
予算等について、協議・検討・相談。


11:00過ぎには、
大臣室にて、
リニア方式での整備が期待される
「中央新幹線」についての調査報告書の提出を受けた。


11:15からは、
第2回整備新幹線問題検討会議。

前原大臣はじめ政務三役が、
整備新幹線についての基本方針と当面の整備方針、
平成22年度予算での取り扱い方針を決めた。

合意形成に向けて、関係議員らとも協議を重ねてきた。

あとは予算を固めること。

◇既着工区間は、着実なる完成・開業を目指す。
◇未着工区間は、
  検討会議と調整会議において、
  関係者からの意見聴取も受けながら、
  線区毎に、費用対効果も再検証し、財源を確保し、
  貨物運行も含めた並行在来線の経営、
  沿線自治体の財政状況についても検討・確認した上で、
将来に責任ある決定を行ってまいりたい。


その後も、
面会対応と予算や陳情についての協議の後、
12:30からは記者会見。


13:30からは第2回外航海運検討会。

日本の成長戦略について、
特に、外航海運の分野からの提言を検討している。
海洋国家・日本にとって不可欠の海運。

外航と内航と、
海運と港湾と陸上交通と「連携」を如何につくるか?

船員を如何に確保するか?
税制も含めて、国際競争力を如何に高めるか?


16:30からは、
民主党「リニア中央新幹線推進議員連盟」の総会に
政府代表として出席。
本日提出された調査報告書の概要について説明を受ける。


政府としては、
今後、この調査報告書について諮問し
「整備計画」策定に向け議論するための「交通政策審議会」を
早期に再編成し始動させることが課題。


終了後は、
議員会館の部屋を回り、関係議員への説明等。


18:30馬淵副大臣らと協議。
その後も、予算について、最終の協議と調整と。

新規の国直轄事業の採択・不採択、
民主党など与党からの要望・提案に如何に応えるか?

最終段階の「詰め」急ぐ。


21:00やっと宿舎に帰る。
記者と子どもの待ち伏せと。

首長く待っていた家族と合流。
クリスマスパーティー!!!

5人で、小さく、でも、温かく、楽しく。

この「子どもたちの笑顔」のために頑張っている。

わが子らも、
その子らのために尽力するよう成長して欲しい。
そのために、
親として、大人としての「務め」も果たしてまいりたい。


サンタクロースも忙しい…。

Date: 2009/12/24


まさに、祝日!!

雲一つない快晴の東京!

本日は、天皇陛下の76歳のお誕生日。
多くの国民とお祝いする。

午後、皇居で行われた祝宴に、ご招待賜り、妻と共に参内。


午前中は、そのための準備等。
モーニングを来て、緊張…。
背筋も伸びる。


妻の着付けを待つ間、
「整備新幹線」等、担当する懸案課題について、
電話等で協議・調整・相談等。


国土交通省政務官室にも寸時入り、事務整理等。


13:00から皇居にて祝宴。

天皇陛下のお元気そうなご様子に安心…。
陛下のお健やかな日々と、
日本国の発展と国民生活の安寧を祈る。


その後は、
身の回り品の整理・調達、
旧知の仲間との再会と懇談…等。


夜は、妻と夕食。

「これまでのこと」と「これからのこと」も、
種々諸々、語りながら。
Date: 2009/12/23


<税制改正大綱>まとまる!

〜納税者主権の確立へ向けて〜
と記された
【平成22年度税制改正大綱】が閣議決定された。


広く国民の生活や経営に影響を与える税制。

鳩山総理ご自身が述べられているよう、
「税すなわち政治」
との感慨を、
担当する各論での交渉・折衝を通じて持った。

政権交代後、
初めての税制改正だったので、
その過程においては不明な点が絶えず、
改革途上にある項目もなお多く残っているが、

議論の末、
まとまり出された大綱には、
改革の方向性も示され、自信を持っている。



昨日から、
沖縄・石垣島にて、
国境離島海域での海上保安庁や気象庁の業務等の視察中。


石垣島での朝。


5:00に起きる。

南の空に「南十字星」?
残念ながら見えなかった…。


8:00過ぎからは、
まず「石垣島地方気象台」を視察。

8:30高層の気温や湿度、風向等を観測する
「高層ゾンデ」の打ち上げにも立ち会うことが出来た。

日本は西から天気が動く。
強力な台風が頻繁に襲う地域でもある。
離島故、津波の危険もある。

気象の観測と予報、防災情報の伝達等、
気象台の業務の概要について、
業務説明や機器等の見学で把握する。


その後は、「石垣海上保安部」へ。

業務説明と施設視察の後、巡視艇に乗船。

石垣島周辺海域に出て、
追跡や警戒など高速艇を使った不審船対応、
洋上船舶上での救難など、
洋上での訓練状況を見学。

その後は、
石垣島から竹富島と西表島へにつながる
「石西礁湖」と呼ばれる浅瀬で、
航路の確保が困難な地域を見学。

色が違う!
「美しい海」も堪能。


港に戻り、
停泊中の巡視船「みずき」の見学、
巡視船「はてるま」船内で昼食、見学、職員への激励。

ここでも、
多くの若い海上保安庁職員の皆様の
キビキビとした行動を、誇らしく頼もしく感じる。


記念撮影をして、帰路。


13:30石垣空港より、
那覇空港を経由して羽田空港へ。

那覇空港まで搭乗頂いたスチュワーデスさんは、
草津市在住とか?!
偶然の出会いにも感激。

17:30羽田空港着。


国境離島地域や洋上も含めて、日本の各地で、
専門の能力と知識を有して高めて、
日本の国土の保全や、国民の安全、国民生活の安定のために、
尽力して下さっている多くの職員と接することが出来た視察は
有意義だった。

改めて、
敬意と感謝を申し上げたい。


18:30国土交通省政務官室に入る。
日程の確認、資料の整理…等。


20:00からは、
事務所スタッフとの懇親会。
望年会!

議員会館も、政務官室も、運転手のAさんも、インターン学生も、
上京中の妻も、
皆、一緒に合同で…(^^)

政官の、緊張感も、連携も大事。
平素のスタッフの協力に感謝する夕べ。

宿舎で休む。
Date: 2009/12/22


海洋国家・日本

四面環海のわが国・日本において、
領海の保全、海洋権益の確保、海運の安全は、
最重要の政策課題。

その一端を担って頂いている「海上保安庁」「気象庁」等、
国境の離島地域での業務実態を把握するため、
2日間、現地視察を行う。

折しも、
東京では、
税制改正、予算編成が佳境。
まさに最終盤の大詰め…。

道中、
秘書官共々、
担当局や与党幹部との連絡、他省庁との折衝など、
遠隔での電話など調整にも追われる。

しかし、
現地視察も重要な任務、
と、意を決し、出かけた。


どの現場においても、
「緊張感と使命感」
溢れる、職員の現場での職務状況を確認した。

「純粋なる志」を有する、
若い職員たちとも懇談することが出来た。

海の広さと危なさと、
国境離島の保全の大切さと困難さと、
そのほんの一端を実感した。



朝は、
滋賀県草津市の自宅で、5:00に起きる。
身支度して、家族で朝食を頂き、出動!
二男の風邪が心配…。


6:40からは、
JR栗東駅改札口に立つ。
九里まなぶ県議会議員はじめ、
仲間の栗東市議会議員らと一緒に、
駅行く皆様に活動の報告と政策の訴え。

そのまま電車に乗り、関西空港へ。


10:30の便で沖縄県・那覇空港へ飛ぶ。

着陸後、
13:00以降、
那覇空港内に所在する
「第十一管区海上保安本部」那覇航空基地等を現地視察。

体制や任務、基地概要の説明を頂いた後、
約3時間、上空から、
海、島…等、
管区内海域を視察・確認。

警戒中の巡視船にも、上空から無線で激励。

国境離島の保全は、
海底資源や水産資源を含めた海洋権益にもつながる。

視察時は凪いでいたが、
厳しい洋上でその警備にあたる海保職員に感謝…。



建設工事中の新石垣空港を上空から視察。
そのまま石垣空港に着陸。

第十一管区海上保安本部「石垣航空基地」へ。
ここでも業務説明と施設視察等。



ホテルに入り、
19:00からは、
石垣海上保安部、石垣航空基地、
石垣島地方気象台、港湾・空港関係者など、
石垣島に駐在する公務員の皆様と懇談会。

夕食を頂きながら、交流。

観光や農業・漁業の豊かな資源、航路や物価など、
国境離島ならでは…の魅力と課題、地域事情等を拝聴する。

故郷や家族とも離れ、
(負担の伴う)幾度もの転勤を繰り返しながら、
国家と国民のために働く皆様に敬意と感謝。


その後、
若い海上保安庁職員ともじっくりと懇談。
素直で元気な職員と、しばし。

石垣港前のホテルで宿泊。

電話で、
税制改正の最終調整について確認・折衝して、就寝。

Date: 2009/12/21


充電と調整と



今日は一日、
滋賀県草津市の自宅で、私事と、休養と。

8月30日の総選挙後、
初めて、1日、
「自分の時間」を頂いた。


年末に向け、
積み残した懸案課題の解決のための調整と、
年越しのための諸準備と、
英気の涵養と。

Date: 2009/12/20


///寒風に負けず



日本列島にも、
本格的な寒波到来!
各地で大雪の被害も。



朝、始発の新幹線で西へ。


東京から滋賀に戻り、
一日、地元での活動。


予算編成の大詰め。
電話で、関係議員らと折衝や調整も相次ぐ。



道中、
名古屋・岐阜では大雪で、徐行による遅れも。

滋賀県南部は快晴!


9:00過ぎ、
滋賀県草津市の北山田漁港に集まる球児たちの前で挨拶。

野球のシーズンオフ、チームを超えて、
合同でヨシ刈りのボランティア活動が行われる。
素晴らしいことだと思う。
敬意と激励。


「民主党も、鳩山さんも、しっかりせなあかんで!」
立ち寄った漁港で、
煮物を作る元気な女性たちからは辛口の激励。


10:30には、
野洲市比留田地区の営農組合の勉強会に参加。

政権交代後、
導入に向けて制度設計が進んでいる、
戸別所得補償制度や水田利活用促進事業等について、
報告と意見交換と。

1時間。60名近くの方々にご参集頂いた。

日本の自給率向上のために貢献する農家の所得を補償する、
という政策の方向性については、理解を得たものの、
詳細の制度設計が見えぬご不安や、
集落ごとの集団営農に与える影響、
減反などの生産調整との関係などに関するご疑問など
まだまだ調整や説明が必要だと実感した。


大好きな『山さんラーメン』で昼食。
寸時、一服。


13:00からは、
民主党滋賀県連主催の政治スクールで、
講演と報告と意見交換と。

スクール生の皆様と、仲間の議員の皆様と、
これからの日本のあるべき姿、
政権政党「民主党」がとるべき方策等、語り合う。


15:00からは、
滋賀県庁の健康福祉部「自立支援課」にて、
重症心身障害児者のための施策について説明を受ける。

施設増設への見解を伺う。


16:00からは、
民主党滋賀県連事務所にて、取材対応。
建設関係の新聞のインタビューに答える。


17:30からは、
草津市内の料理店にて夕食懇談会。

お世話になる先輩方と久しぶりの一献。
政治も、鉄道も、商売も、人生も語る。

ご縁あり、
ご指導頂ける幸せに感謝。大切にいたしたい…。


20:00には、
守山市の仲間の皆様との懇親会に合流。

市議会の会派「ネットワーク未来」の恒例の忘年会。

和気藹々の中にも、
来る年に抱える課題に如何に対応するか?
緊張感も漂っている。


22:00前、自宅に帰る。
子どもたちの出迎え、うれし。

このひと時のために、この子らのために、
頑張っている!
Date: 2009/12/19


毅然と、決断の時!


渾沌の変革期、
国が目指す1つの方向を定めることは容易ではない。

複雑な経過があり、
利害が相反する相手がいることなら、尚更…。

変えること、
これは、すなわち、「決めること」…か。


連立相手に何と言われようと、
米国に何と言われようと、
小沢幹事長に何と言われようと…。

鳩山総理のリーダーシップに期待したい。




9:00国土交通省入り。

官房と鉄道局から説明を受けた後、
10:00から12:00、13:00から15:00、合計約4時間、
都道府県からの「陳情」を拝聴する。


道路、河川、新幹線、港湾…等、
整備促進に関するご要望を拝聴する。

都道府県からの陳情対応は、
政権交代後の予算や税制をつくる「試行錯誤」の過程で、
今回、初めて行われた試み。

それぞれの地域の事情を伺いながら、何が必要なのか?
いや、それよりも、
国と地方の関係を如何にすれば良いのか?考える。


過渡期だが、
▼国に頼み、地方に配る政治と行政が
  ここまで蔓延っているのか…。
▼道路という社会資本が、
  これほどまでに求められるものなのか…。

・・・「暗澹たる気持ち」になった。

「依存と分配」という症状に表れる
日本の病気の根深さを感じずにはいられない。


14:30からは、
政務官室で、
交通関係の「環境保全」優良事業者の表彰式。

前原大臣に代わり、表彰状を読み、祝辞を述べる。

○省エネ車両の導入や駅舎での太陽光発電などの取り組みを
  表彰された小田急電鉄株式会社、
○通勤用のバスの導入によりマイカー通勤の転換に加え、
  それを社外の地域住民の足としても解放された
  日東電工株式会社尾道事業所
の2社。

その後は、
各局からの政策説明、議員会館を回っての予算説明…等。


下水道政策についてのご要望も伺う。

下水・上水・治水など、
「水」に関する政策の充実と一元化は、地球温暖化対策と並び、
21世紀を生きる人類の最重要課題だと思う。

各論も、総論も、しっかりと考えてまいりたい。


18:00大臣室に入り、
前原大臣への説明と相談と。

「国民主権」すなわち「政治主導」を常に意識しながら、
政と官との役割分担を考え(任せるべきを任せ)、
全体を統括する大臣の負担を少しでも軽くし、
判断材料や選択肢を与えられるよう、と、
心がけている(つもり)。


その後も、自室にて、
電話での相談・調整、資料の整理…等、
あれこれ。

そうこうしているうちに、
西に向かう最終の新幹線に乗り損なう。


2人の秘書官と、夕食反省会。

今週の仕事を振り返る。

右往左往の感は拭えぬが、
使命を果たすべく、
協力をしながら得ながら、お互い最善を尽くそう!と
努力している。

公のため、未来のためになっているか?
常に、謙虚に、真摯に省みたい。

先読めぬ年末だが、週明けからのさらなる奮闘を誓い合う。


宿舎に戻り、
布団に倒れ込み、休眠・・・。
Date: 2009/12/18


<解>を探して


○多くの人々からご意見を聴きながら、
目指す国・地域づくりのため、
予想される変化や制約条件も加味して、
判断・決断して、
政策や予算をつくる。

○「COP15」では、
先進国も途上国も新興国も、
それぞれの立場や利害を乗り越えて、
地球温暖化対策のための国際ルール作りに挑んでいる。


いよいよ、どちらも大詰め…。
全体にとって最適な解はあるのか…?



5:00起床!

6:00過ぎからは、
議員宿舎内和室で行われている書道教室に参加。

先輩議員と共に、
長谷川先生父子よりご指導を頂く。

ひと時、静かに墨を磨り、筆を動かす。
全然上手くいかないが、
書すること、書する心、大切にしたい。


8:00からは、
都内ホテルで行われた関西経済界との朝食懇談会に出席。

関西の持つ能力や可能性を如何に活かすか?
そのために、
関空や高速鉄道や高速道路など、
必要な社会インフラを如何に整備するか?


国土交通省に入り、
9:30からは河川局と協議。
ダムをはじめとする治水政策について。


10:00から12:00までは、
民主党の各都道府県連からのご要望を受ける。

地域により事情は異なるが、
道路に関する要望の多さに今日も驚く。


12:00からは、
大臣はじめ政務三役で昼食を頂きながら懇談。
情報交換や相談や。

与党からも要望を賜った。
予算編成も大変になりそう…?


13:00には地元・滋賀県の嘉田由紀子知事が来訪。
県政課題について意見交換。

続いて、
地元・滋賀県栗東市の国松市長との面会。

「たばこ税」の都道府県交付金制度について、
栗東市財政に及ぼす影響の大きさを拝聴しながら、
ご要請を賜る。


14:00から約90分間は「国土交通省政策会議」。

観光政策、整備新幹線、治水政策…等、
検討中の国土交通政策について、方針について、
報告・提起し、与党議員からのご意見を賜る。


特に、
担当する「整備新幹線」については、
未着工区間の沿線議員から強いご要望を受ける。

高速鉄道整備の意義や効果は認める。
地域経済へのプラスの影響も大きいだろう。

しかし、「財源」が要る。
並行在来線を維持できるか?という問題も、
貨物鉄道の路線もある。
地方自治体の財政問題もある。



その後は、政務官室に戻り、各局との政策協議。


17:00には新潟県の泉田知事と面会。
地すべりなどの土砂災害防止対策について、
ご要請・ご提案を頂く。


19:00からは、懇親会に出席。
同志の皆様と、じっくりと懇談する。

途中で眠る・・・。

宿舎に戻り、明日に向けて充電。
Date: 2009/12/17


国民からの要望


今、17日1:00。

何とか眼が開いているので、
宿舎で一人、机に向かい、
諸々、持ち帰った資料を読んでいる。

今夕、
小沢幹事長はじめ民主党幹部から、
鳩山総理が代表する政府に届けられたという
「平成22年度予算重要要点」も熟読反芻している。

予算編成に際し、
留意すべき重点要望として、
「全国民からの要望」ということで「18項目」が並んでいる。(http://www.dpj.or.jp/news/files/20091216.pdf


さて、どのように具体化するか?
どうやって実現するか?

考えているうちに眠れなくなってきた…?



朝は、7:00国会近くのホテルへ。
??厳戒な警備…。

大学時代の庭球部のつながりで開催している朝食勉強会。

「新型インフルエンザ問題」について、
またお互いの近況や取り組み課題、関心事項等、報告し合う。

永田町や霞ヶ関にない発想と感覚が新鮮!
もっともっとこうした環境と関係を作らねば…と。


国土交通省に入り、
9:00からは、
都道府県毎の陳情事項について、ヒアリング。

民主党幹事長室の手配と仕分けで整理された陳情・要望を
しっかりと拝聴する。

都道府県によって、説明の仕方、整理や熱意に「差」も。

各都道府県10分間ずつ、
という限られた時間だが、
各地域の実状や悩みが分かり、勉強になる。

それにしても…
「道路」に関する陳情の多さに驚く。

だから、道路予算は使途が特定され、金額も多かったのか?
逆に、そうした制度があったがために、
これだけ頼まれ配る社会インフラになってしまったのか?


10:30には、
全国の、いわゆる「補助ダム」
(事業主体は道府県、国が補助金を出すダム)の
建設中止を求める会の皆様から、ご要請を受ける。

あくまで判断は各道府県に委ねられるが、
「治水政策の転換」「新しい評価軸の作成」
「ダム事業の再検証」という現在の国の流れに沿って、
検証を行って頂きたい旨の要請も、
15日、前原大臣から発出している。

本当に悩ましい問題だと思う。
報道の注目も多く、熱い…。


11:30には、
再び、民主党の各都道府県連からの陳情ヒアリング。


昼は、副大臣と政務官との打ち合わせ。
情報や問題意識を共有する。

議員会館での協議、
国交省政務官室での面会対応、局からの課題説明…等の後、
横浜へ移動。

道中は電話での協議。次々…。



14:30横浜港大黒埠頭に到着。

日本郵船(株)のコンテナターミナル及び内外日東(株)の物流センターにて、「海上コンテナ」の輸送に関する現地視察。

海上コンテナの安全輸送に関する法律制定を目指し、
検討会も立ち上げている。

○コンテナ船で輸入・輸出される海上コンテナの書面手続きは?
○積み替えから陸上輸送の流れは?、
○過積載や偏過重を如何に発見・是正するか?
○重量把握の方法は?
○緊締ロックの状態は?
…等、
現地にて、現物を見て、
関係者から説明を聞いて勉強する。


各段階で、多くの関係者が絡むテーマ。

何より安全が担保され、
かつ、関係当事者が納得のうえ、
負担を受け入れて頂けるような法律(ルール)にすべく、
じっくりと検討いたしたい。


18:00国交省に戻る。

鉄道局と協議。
大臣室で前原大臣とも協議。


19:00過ぎには、都内で先輩議員らと。

先方の出先に折衝・要請に伺ったつもり…、
だったが、
「まあ、まあ、せっかくだから、ご一緒に…」
とのお言葉に甘えてしまった。

日本の農林水産業の可能性についても語りながら、
とても有意義な時間を過ごさせて頂く。


宿舎に帰着。

入口で、
取材のためぞろぞろウロウロされている記者の皆様と、しばし。
場所も替えて、23:00まで語る。

記者の皆様との会話で、
「ご関心」の向きが分かり、
当方の説明の分かり易さも求められ、
とても良い勉強になると実感。


宿舎に戻り、明けて、今。

秘書官から渡された日程表を見ると、
今日も忙しそう…。
そろそろ寝よう。
Date: 2009/12/16


100日経ったら・・・

◇鳩山政権が発足して3ヶ月。

「どうですか?」「何点ですか?」
と聞かれても、
「・・・」


とにかく日々刻々「一生懸命」で「無我夢中」。
評価は、世の人々と歴史に委ねたい。


課題も可能性も山積する日本の経営改革は、
まさに、緒についたばかり。

景気の低迷、財政の悪化もある。
これまでのツケも大きく、しがらみも強い。
「省くこと」「変えること」の難しさも実感している。

だからこそ「面白い!」とも思う。

健康な身体と、
楽観的な性格をくれた両親に感謝したい。



朝、国土交通省に入る。

8:45から「第1回整備新幹線問題検討会議」に出席。
前原大臣はじめ、政務三役が構成員。

「整備新幹線」について、
基本方針と当面の整備方針について、原案を確認する。

基本的な考え方、条件、検討課題も含めて、明文化する。


終了後は、
政務官室での執務の後、議員会館へ入る。


会館自室で、
日程の調整、原稿の執筆…等、
議員個人としての活動。


スタッフと昼食。


14:00からは、
民主党「整備新幹線を推進する議員連盟」
の役員の議員の皆様と意見交換。


北海道、青森、石川、富山、福井、長崎など、
特に、未着工区間の区間を選挙区内に有する議員の皆様の、
早期完成・開業へのご熱意、ご決意、ご提案を拝聴する。

沿線地域の経済に与える影響は大きい。
同時に、
並行在来線の経営、地方自治体の財政・費用の負担、
JRとの関係、貨物鉄道の維持、財源確保の見通し…等、
乗り越えなかればならない課題も多い。

社会環境もいろいろ変わってきた。
ただ造れば良いという軽い問題でもない。

担当政務官としても、元鉄道員としても、責任重大…。
夢もある。

しっかりと取り組みたい。


その後も、
会館自室にて、
○重症心身障害者のための施設やサービスについて、
厚生労働省から、
○たばこ税の取り扱いについて総務省より、
それぞれ説明を受ける。

地元で賜った課題に対する対応。


国土交通省に戻り、引き続き、
予算や政策等について、検討・相談・調整。


19:00過ぎからは、
都内の居酒屋で懇親会に出席。

昼間は徹底的に仕事をする!
夜は、人間的な付き合いと話も。

こうして出会い、
それぞれの立場で、
国のために、未来のために、
共に仕事をすることが出来る「ご縁」を大切にしたい。

この時間に「英気と勇気」を注入する。

宿舎で休眠。
Date: 2009/12/15


信なくば・・・


外交も、商談も、説明も、折衝も、
「相手」
のあることは、とかく難しい。

まず、お互いの主張をすること、
次に、お互い相手の主張を聴くこと、
そして、
これからのための「合意点」を探ること。

そのことの難しさと面白さを感じ始めている。

すべて「信なくば立たず」…か。



5:00宿舎で私事。

9:00前、徒歩にて国土交通省政務官室へ入る。

国会・皇居周辺の銀杏の葉も散る…。
季節を感じながらの歩きから、
「次への活力」を注入している。


10:00からは、
国土交通省の前原大臣の下に設置された
「成長戦略会議」の第5回目の会合。

委員である劇作家の平田オリザ氏から、
当該地域市民の参加を大事にした、
文化を活かした「観光政策」についての問題提起を受けた。

その後は、
空港政策について、

○大阪府の橋下知事から、
伊丹空港の縮小・廃止を視野に入れた、
空港と高速鉄道との接続の重要性について、

○神奈川県の松沢知事から、
羽田・成田の両空港を結ぶリニア構想について、

○兵庫県副知事からは、
関西3空港の一体経営等について、

それぞれ、熱く提案を受けた。



12:30政務官室に戻り、
自動車交通局と。寸時、打ち合わせ。


13:00以降は、議員会館と国会内を巡りながら、
関係議員との接触。担当する政策の説明。

説明することで、
意見交換することで、
論点が、ご関心が、「落とし処」が、何となく分かってくる…?

こうした過程も大事にしたい。
自分と意見が異なる人、「痛いこと」を言いそうな人ほど、
避けずに、先に伺う。
真摯に、丁寧に、誠実に説明する。
私心なければ、道は必ず拓ける。


省内に戻り、
16:30からは、鉄道局と打ち合わせ。


17:45から19:00過ぎまでは、
議員会館内で、新潟県の泉田知事との面会・協議。

「整備新幹線」の工事認可を巡る行き違いもある。
>開業後の新幹線の駅停車の問題、
>並行在来線の経営、
>地方自治体の費用負担のあり方
…等について、意見交換。

国と地方が共同事業者として、
信頼を基礎に、しっかりと協議・検討することが重要。


その後、政務官室に戻り、
日程について確認した後、
都内の料理店で懇親会に出席。


共に仕事する同志・仲間の皆様と、
お互いの仕事の慰労と今後に向けた決意と。
「心根」を感じる。

「政治家がやるべきこと」についても、
日々刻々、学んでいる。


宿舎に帰って休む。
明日に向かって・・・
Date: 2009/12/14


東京に居なければならない日



今日は【在京当番】。



事故や災害などの緊急時に対応できるよう、
都内で過ごす日。
平穏無事を祈りながら…。

先週末から、
危険な海岸で釣りする人々の、
海上保安庁による救難相次ぐ。


恒例の「若竹会」クリスマスパーティーなど、
招いて頂いた地元行事は、スタッフによる代理出席…。


午前中は、
宿舎の自室の片付けに汗を流す。
溜まった埃やゴミを始末する。


11:00前には、国土交通省政務官室へ。


警備員に鍵を開けてもらい、入室。

静かな環境と時間を有効に使い、
机のまわりの資料の整理等して過ごす。

新聞や資料もじっくり読み、
懸案課題を、頭と心とともに整理する。


17:00以降は、徒歩で新橋へ。


生活雑貨の調達、調髪…等。

宿舎に戻り、夕食等。

今週の予定等を確認しながら、夜、過ごす。
Date: 2009/12/13


夢に向かって、、、

***

>街を飾るクリスマス・イルミネーション、
>「歳末大売り出し」の広告、
>年末ジャンボ宝くじ、
>大掃除
…等、
今年も、いろいろなものを見て【年の瀬】を感じている。
そして、「激動だった…」2009年を振り返っている。


スタッフはじめ、多くの方々のご協力で、
今年も、
「後援会ニュース」(年末号)を発送することが出来た。

今の思い、日々の活動の一端をご確認頂ければ…と。

来る2010年は、
新しい日本をつくる正念場だと思う。

まず、年内に済まさなければならない宿題も多い。
年越し気分は、まだまだ…。


朝は、自宅で、家族と。

7:30に出発!
霧深い湖東の田園地帯を通り、東近江へ。

8:30京セラ労働組合滋賀八日市支部の
「第9回定期大会」に来賓として招かれ出席。挨拶。

会場の食堂を組合員が埋め尽くす。

厳しい時に如何に頑張るか、か将来の飛躍の鍵。
国家経営も、企業経営も、労組運営も同じ。


草津事務所に戻り、
10:00からは、地域内の民主党議員の会議。

市から、県へ、そして国へ。
如何に要望や提案を上げるのか?
また、獲り、分けるのか?

んっ?違う!

そうした陳情政治、
すなわち、依存と分配の政治を変えること、
従来の発想からの脱却と仕組みからの変革こそ、必要。


会議を中座し、
再び湖東の五個荘町へ。

お世話になっている先輩との会食。

いつも、
「心の持ち様」や「発想の視座」のヒントを与えて下さり、
「挑戦心」に火を点けて頂く恩人。

落ち着いた雰囲気の中、
「これまで」と、「今」と、
そして、「これから」を語る。


草津へ戻る。
大渋滞の中…。


15:30からは、
「連合滋賀」草津・栗東地区の仲間の皆様が集う
「ユニオンセミナー」で国会報告。

林久美子・徳永久志参議院議員、出原・九里県議らも一緒に。


その後、
17:30より、
栗東市内の料理店で開催された懇親会にも出席。
すき焼きを一緒につつきながら、一年を振り返る。


移動し、
19:00からは、草津市内で、勉強・交流・懇親会。

建設・建築・不動産関係の事業者の皆様との異業種交流会。
継続することで、
だんだん輪と和が広がってきた?

厳しい地域経済の状況等についてもじっくり伺い、
緊張感を新たにする。


20:00過ぎ、大津へ移動。

開催中の「大津ボーイズ」中等部第7期生卒団式に出席。
13名が仲間や指導者と練習してつくった「チーム」から巣立つ。

それぞれに、それぞれの思い出。

結果も、何より、それを得る「過程」も、大切にしてほしい。


大津駅から電車に乗り、
最終の新幹線で上京>>>
ホーム上で家族に電話。土曜日の夜の上京は何とも寂しい…。


新幹線車内ではDVDを鑑賞。
『新幹線をつくった男たち』

昭和30年代、
東海道新幹線の建設実現に向け、
尽力された第4代国鉄総裁・十河信二氏と、
技術者・島秀雄氏とのドラマ。

夢を持ち、その実現に向けて努力する人々の
ひたむきさ、美しさを感じる。

ドラマだが、元鉄道員として感じるものがあった。


0:00ひっそりとした議員宿舎に入る。

2:00前には就寝?
東京での夜。
Date: 2009/12/12


【新】に【挑】む!


清水寺で発表される今年の漢字は、【新】。

私の心境は【挑】。

鳩山総理は【絆】、亀井大臣は【乱】らしい…。


いろいろあり、「政権交代」もあり、
大きく変わり、そして動き始めた2009年。

一字では表現しきれないほど、多くの感慨と決意がある。

私自身、いつか亡くなる時、
必ず思い出す一年になると思う。



▼今日の東京は、一日、雨。

朝は9:00過ぎに国土交通省に入る。


9:30会計課より予算の説明。

10:00以降は、国交省内外で、面会対応等。


12:00からは、大臣室で、
政務三役会議。

「整備新幹線」について、
検討する会議の設置を決めた。

着工も、財源も、負担も、経営も、貨物も、…。

多くの難題があるが、
地域にとっても、将来にとっても、
大事な社会インフラ投資である整備新幹線プロジェクト。
関係当事者のご意見を拝聴しながら、
しっかりと検討してまいりたい。


13:15から約2時間は、
河川局より、諸々種々、懸案課題について、説明を受ける。
ミッチリと。


その後、青森県知事等の来訪も受ける。

本州最北端の地・青森の、
道路・鉄道などの整備促進について、ご要望を伺う。


資料整理の後、18:00には総務省へ。
政策協議。


18:30からは、来訪頂いた近畿運輸局長らより、
大阪のタクシー事情、タクシー行政の現状と課題等について、
説明を受ける。

景気が低迷する中、
特に、大きく影響を受けているタクシーの事業者や運転者の
ご努力は認めたい。

台数や運賃など、
市場原理では最適に収斂しないものへの行政の関与は
強めざるを得ない。

まして、
違法な雇用や運転、
安全性が損なわれる営業はあってはならず、
生活が成り立たない産業というのも未来がない。

今年、「全会一致」で可決・成立し、
10月1日に施行された「タクシー適正化・活性化法」の意図が、
現場で実施・浸透し、効果が発揮されることを、
しっかりと見守ってまいりたい。

これまでの経過と、制度を確認し、
現場での、公正で、かつ、粘り強い対処を求める。



20:00東京駅から新幹線に乗る。

車内で夕食と読書等。
いつの間にか眠る…。

車掌さんのおかげで、
「得意の寝過ごし」をギリギリで回避。
京都駅で走り降りる。


草津市の自宅に帰りつき、ホッと休息。

二男(8)と長女(7)が、
狭い1つの布団で、可愛く眠りながら出迎え?
思わず、笑う。

だから、頑張る!頑張れる!
Date: 2009/12/11


総点検の時

小沢幹事長率いる600名超の大訪問団が中国へ。

隣の大国との関係は極めて大事…。
政治と民間が混ざっての交流にも意義があると思う。
かつ、
「継続は力なり」で、
【長城計画】として、
毎年、続けてこられた取り組みに敬意を表したい。

まだまだ年内にやらなければならないこと山積…。
私は、日本で、
新政権初の年末を、じっくりと大切に過ごす覚悟。


朝6:30からは、「書道」。
宿舎内の和室で、先輩議員らと、書する。

先生よりご指導を頂きながら、
しばし、
紙に向かい、筆を動かし、ゆっくりと。


歩いて国土交通省へ。
途中、記者と朝食。
トン汁定食。290円。美味しい!


10:00には、
東京ビッグサイトで開催された
「第6回エコプロダクツ大賞」表彰式に出席。

マツダ株式会社が開発された”i-stop”に、
【国土交通大臣賞】を授賞。

その後は、会場内の出展ブースを見学。

「エコ」をキーワードに、キーコンセプトに、
技術やアイデアを凝らした製品やサービスを展示する。

子どもを含めた多くの見学者に、
見せる側も、見る側も、その熱意に、
「世の中の関心」を感じる。

もっと大々的に、かつ効果的に開催できないか?
同席した経済産業大臣政務官や環境大臣政務官とも壇上で話す。


12:00過ぎ、
国交省内に戻り、昼食と着替え。


13:00東京駅へ。

年末年始輸送安全総点検の査察として、JR東日本へ。

始めは、東京駅で、訓示。

先輩から現在の鉄道員に受け継がれる
鉄道技術とその運行に誇りと信頼。
事故で簡単に崩れてしまうことに危機感。

年末年始の多客期。
これまで通り、これまで以上に、
緊張感を持って業務にあたって頂くことを要請。

元鉄道員としても、政務官としても、
とても緊張した…。

東京駅構内の会議室で、
JR東日本の安全対策、東京駅の概況等の説明を受けた後、
新幹線ホームへ移動。
駅やホームの安全対策について説明を受けながら。


新幹線運転席にも添乗し、大宮駅へ。
折り返して上野駅へ。

その間、運転士の運転状況を拝見する。
電子化された新幹線の運転席に感動し、
自らの体験を思い出し、緊張し…。


上野駅からは
東京メトロの本社視察。
ここでも訓示の後、概況説明を受ける。

首都圏の鉄道輸送を、
民間私鉄との相互直通運転もしながら担われている。

保安対策も、輸送障害からの復旧も、
ご努力とご苦労の一端を伺う。


16:00国交省に戻る。

政務官室、副大臣室、大臣室で、
協議や面会や…。


18:00過ぎには、
都内で開催された年末懇親会に出席。

中座・移動し、
先輩議員らとの夕食懇談会に出席。

港湾政策や海運政策について、意見交換しながら。

世界を相手に、競争する人々の感覚と、
国内の選挙や政争に追われる私たちの感覚・感性の違いに
刺激を受ける。


その後も、
じっくり、しっかりと語る夜。仲間と。


宿舎で休む。
Date: 2009/12/10


タブーへの挑戦

***
大学時代の恩師から、一冊、ご著書を賜った。

ズシリッと、重かった…。

『消費税の政治経済学』〜税制と政治のはざまで
とある。

▼これだけ国家が税収不足と財政難に喘ぎながら、
▼その中で、社会福祉や公共投資をはじめ、
  財政ニーズがこれだけ旺盛にありながら、
忌み嫌われ、政治が避けて通る傾向にある「消費税」。

浪費の是正、予算の組替、特例の見直しは、当然、必要。
不断に、果敢に行う。
ただ、その次は、消費税をどうするか?であり、
そのための時間はそれほど余裕はない。

私たちは、
税をとることにも、使うことにも謙虚であるべきだと思うが、
必要な消費税について、きちんと位置づけ、
税率引き上げも含めて議論し、選挙で問い、
勝てるようになること。

その時、
日本の民主主義は、一皮向けた…と言えるのではないか。

私自身、それが次の目標でもある。


朝は4:00前から活動開始!
夜明け前、机に向かい、原稿やメッセージ等、記す。送る。


8:00前には、
国会近くのホテルで開催された
建設業関係団体との朝食懇談会に出席。

>不況で民間投資が抑えられる中、公共投資への期待、
>地方・中小建設業の窮状、
>建設技術者の現状、環境技術の動向
>建設業の海外展開の課題と可能性
…等、意見と情報の交換。

言葉にはならないが、
何となく、
政権交代への戸惑い、現政権への不満と不安を感じる…。


9:00過ぎ、議員会館に入り、
議員個人としての活動。
日程確認、資料整理、採寸等。


11:00前、国土交通省政務官室に入る。
鉄道局、自動車交通局と政策協議。

ダムについてのご要望等も。


昼食後、
財務省にて折衝。

その後は、政務官室で、
・大阪のタクシー問題についてのご要望、
・環境政策課からの説明、
・新聞社のインタビュー、
・海上保安庁からの予算説明、
・総務省政務官との協議
…等。

尽きない…。


16:00からは大臣室で、
海事振興連盟から海事・海洋政策についての要請活動への対応。


その後も、政務官室で、
都市・地域整備局、住宅局、運輸安全委員会から、
政策説明を受ける。


18:00過ぎ、議員会館にて、諸事。


19:00過ぎからは、滋賀六人会。

滋賀県選出の6名の衆参国会議員が集い、
夕食を頂きながら、情報交換や相談等。

月に一度、行っている。

良いことは運と他人のおかげ様、
悪いことは自責と自省の念で…。
なかなかこれが出来ない…?



宿舎に帰る。

報道番組や電話等で、
一日の動き、議員の動き、世論の動き等、知る。

右顧左眄せず。
最後は「心眼」。

枕にもたれ、無になれる瞬間に、幸せを感じる。
Date: 2009/12/09


苦しみと喜びを分かち合う

*外航海運の競争力向上、
*「交通基本法」の策定、
*ダムにたよらない新たな治水政策、
*整備新幹線、
*海上コンテナの安全対策

私が担当し、
主宰する検討会議が次々と立ち上がり、開催されている。

関係当事者や専門家・有識者よりご意見等を拝聴し、
方針として、政策としてまとめていく。

専門的な実務は官僚の皆様に委ね、
大方針を示すこと、決断すること、
そして、他省庁と政治的な交渉をすること
…等を、政治家である私の役割と心得ている(つもり)…。


「これ、まとまるのかな…?」

正直、不安になる時もあるが、
焦らず、じっくり取り組みたい。



宿舎で私事の後、
10:00国土交通省政務官室に入る。


午前中は、
決済・面会・説明案件。


昼食後、
「整備新幹線」について鉄道局と協議。


13:00からは、
成長戦略会議の中の一分野として設置された
「外航海運検討会」の第一回会合に出席。

「海洋国家・日本」として、
外航海運をはじめとする海事産業を元気にするための
諸策を検討する会議。

輸出入のほぼ100%を頼る外航海運の国際競争力の向上、
内航海運や造船含めた海事産業の可能性拡大、
船員の確保…等を目指し、関係者の知恵を集める。

第一回目ということで、海事局から概況説明。
120分のうち、90分超を説明に費やすという愚…。

広く深い海事とはいえ、
今後の進め方は改善してまいりたい。


自室に戻り、各局からの政策説明。
副大臣らとの協議。


17:00からは、
「交通基本法」検討会議に出席。

4名の講師の先生方から、
○費用便益分析の問題点、
○低炭素社会の「歩いて暮らせる」まちづくりへの展望、
○「移動の権利」についての考え方、
○バスなど地域公共交通の事例検証…等、
「交通基本法」策定にあたっての示唆を賜る。

国交省からも、交通関係各局が横断的に参加する検討会議。
幅広いテーマを如何に理解し、つなぎ、結ぶか…。

温暖化と高齢化という変化に対応していける
総合交通政策を描き、
これからの時代に相応しい交通インフラと交通サービスを
つくりたい。


終了後、大臣室へ。
整備新幹線はじめ、鉄道施策について、協議。


21:00過ぎ、宿舎に帰る。
コンビニで調達した食材で夕食。


家族と電話。東京にて至福の時間。

「クリスマスは?年末年始は?」
「・・・」


本を読みながら、今夜は早めに就寝。
Date: 2009/12/08


閉会したが、東京・・・



多様な主体の利害と意見を調整し、
合意形成していくことの難しさ。

経済対策では国民新党、
普天間基地問題では社民党、
連立政権ゆえの良さと辛さを感じている。

新政権は、
こうした合意形成の過程を大事にする政治を行っている…
と、むしろ「誇り」を持っている。

経済対策には猶予なく、
基地・安全保障問題には、住民や米国など相手がある。

しっかり議論して、
なるべく早く決めて、実行してまいりたい。



朝は、久しぶりの駅立ち!

JR南草津駅に、6:40から…。

師走にもなれば、寒く、慌しい。

寒気に負けず、
駅行く人々に、チラシを配り、マイクを持って演説。

多くの人々にお受け取り頂き、
「がんばって!」「たのむで…」お声かけ頂いた。


そのまま電車に乗り、
京都駅経由、新幹線で上京。

動く書斎。
新幹線車内で、
「活動日記」の入力・配信と、今後のこと等、諸事思考。


東京駅着後、
まず、議員会館自室に入る。

日程の確認等。


宿舎で昼食後、
国土交通省政務官室へ。

午後、交通行政と建築行政について、
大臣室と政務官室で要望・提案を受ける。


14:00からは、
「第4回成長戦略会議」に出席。

観光、航空・空港、港湾・外航海運、
建設・鉄道の国際展開に加えて、
「住宅・都市」についても、柱に加えて、
「日本の強み」を活かした成長戦略を構築していくことに。


16:30には、「住友林業」より、
日本の森林・林業の状況、課題と可能性について、ご教示賜る。

歴史ある民間企業の発想と心意気は違う。
知識と刺激と御縁を賜った。感謝…。


その後も、省内で、
山積する調整・協議・説明案件に取り組む。

作成中の「後援会ニュース」原稿の校正も。
思いと活動状況を、しっかりと伝えたい。届けたい。


19:00過ぎには、
省内で開催された
交通・運輸関係新聞社記者の皆様との交流忘年会に参加。

海・空・陸、各分野毎の専門紙の記者の皆様との関係も大切。

これまで薄かったが、
今後は積極的に情報の交換と発信を行ってまいりたい。


その後は、同僚議員らと夕食。

日頃の業務や活動を振り返り、省み、励まし合う。
じっくり、コッテリ語り合う。
たまにはいい。仲間はいいッ!

宿舎に帰り、しっかり休む。
Date: 2009/12/07


感じるパワー


師走の日曜日。

経済対策の策定、普天間基地問題の調整、
予算の編成、税制の確立…等、
まさに難問山積…。
週明けからの政治日程をいろいろ考えながら、地元で活動。


6:00過ぎには、
サッカーの試合に出かける妻と子らを送る。


9:30草津市内のJA農産物直売所「あおばな館」で行われた
JA草津市菊花展表彰式に出席。
毎年、呼んで頂いている。

入賞者への祝意と、
菊花を育てて見せ楽しませて頂くことへの感謝の気持ちを
言葉にして、挨拶。

日本の花である「菊」を、
作り育てる技術と心を大切にして頂くこと、
そして、伝えて頂くこと、お願いする。


野菜等の買い物も。しばし。


11:00からは、
草津市内の「立命館大学びわこキャンパス」へ。

26名の現役プロ野球選手、往年の名選手、球審などが
参加されたプロ野球選手会のイベントに顔出し。

「さすがプロ野球!」
寒い中、約3万人を集められる集客力に驚く。

選手の皆様は、
オフ中のボランティアとして参加して下さっているらしい。
「キャッチボールが出来る広場や公園を!」
との運動も展開されている。

「JR南草津駅に新快速の停車を!」
立命館大学等と共同で行っている
草津市のPR署名活動にも参加。

キャンパス内の食堂で昼食。


13:30からは、
大津市内の会館で行われた
多文化共生社会の実現と、
永住外国人への地方参政権実現を目指したフォーラムに参加。

1998年の民主党結党時の基本政策である
「外国人への地方参政権の付与」を実現する決意を述べる。


元官房長官である野中広務氏の基調講演も拝聴する。

>永住外国人の地方参政権付与を実現すべき、
>絶対に戦争はしてはいけない。
>東アジア共同体を語る前に、
  戦後65年放置した補償や反省をすべき、
>地域の連帯感を壊してしまった自民党、…。


戦争をご経験され、
地方・中央の行政と政治を
中心でご経験された野中氏のお言葉は、どれも深くて重い。

まだまだ軽薄な自らを省みる…。


大津駅から15:00過ぎの電車に乗り、大阪へ。
改築中の大阪駅内で少し迷う…。

開催中の、
JR西労組西バス地方本部青年女性委員会の定期委員会に、
寸時、出席。
近況報告と、
感謝と連帯と決意の挨拶。


再び、電車に乗り、
大阪から草津へ。

車内で、翌朝、駅頭で配布するチラシ原稿の作成。


17:30からは、
草津市内のちゃんこ料理店で、

事務所スタッフの送別会&激励会&誕生会&忘年会。

食べ、飲み、語り、歌いながら、
日頃の業務について慰労し合い、近づく出産の無事を祈る。

可笑しな「夫婦バンド」も登場!
歌と演奏で、会場を盛り上げてくれた。
(T君、勉強大丈夫?(TT))

自宅に戻り、充電。
寝るのが一番!
Date: 2009/12/06


生きること


★午後、野洲市に在る、
「第二びわこ学園」を視察した。


重症心身障害児者130名の皆様が、
医療と福祉のケアやサービスを受けながら過ごされる施設。
平成16年に当地に設置された充実の施設でもある。

生活に、食事に、呼吸にも、
人や機械の支援が必要な人々の、
生活や医療・介護の実態を、垣間見させて頂く。

ちょうど入所者の皆様の入浴の時間。
スタッフの皆様の、献身的な介護やケアの様子も拝見できた。

>人生も、症状も、障害も、様々な入所者の皆様、
>全体的に、重度化、長期化する実態、
>入所を待ち望みながら、在宅にて大変な介護が必要な方々、
>「親なき後」を案じられるご家族
…。

心に、何か、
強く感じるものがあった。

言葉は見つからないが、
政治家として、
心血を注いで取り組むべき課題を、
また一つ、認識させて頂いた。



朝、子どもたちと、久しぶりに。
日に日に大きくなる。家は狭くなる。


8:30自宅を出て、長浜へ。

10:00から、
「滋賀県脊髄損傷者協会」創立30周年記念式典に出席。
会員の皆様の生活向上や交流親睦など、
永く幅広く活動してきて下さったことに、敬意と祝意と感謝。

特に、駅などの鉄道施設はじめ、公共施設の
「バリアフリー化」のための調査・提言活動は、
多くの人々の移動や生活の改善にも貢献されている。

退席後、
雨の中、名神高速道路を南下。


野洲市内の国道8号線沿いのうどん店で昼食。美味!
店内で、お声かけ頂き嬉し。


後援会長宅を訪問。
近況の報告。


13:00からは、
地区内の郵便局長の皆様の勉強会に出席。

国会で、郵政会社の株式凍結法案が可決成立したことを報告し、
三分社化の弊害の是正を含め、
今後の郵政事業の見直しに向けた、
現場の、局長のご意見を拝聴する。

郵便も、貯金も、保険も、
国民にとって必要な公共サービスとしての機能を、
如何に残していくのか?

政権交代は、
「民営化」と「分社化」を、
根本から見直し、つくり直す契機となる。


14:30栗東駅前の会議室で開催される
JR西労組滋賀支部青年女性委員会の定期委員会に出席。
冒頭、近況報告と、感謝と決意の挨拶。

移動し、
15:00から2時間は、
前述の、野洲市北桜に在る第二びわこ学園を訪問。


社会福祉法人「びわこ学園」として、
草津と野洲に、定員230名、短期利用約20名の、
重症心身障害児者のための医療福祉センターを開設頂いている。

常時濃厚な医療ケアが必要な方々はじめ、
知的・身体の障害の程度により住棟が分けられている。

皆様にお声かけしながら、ふれあいながら、
生活の様子、医療と福祉の実態を拝見させて頂く。


入所生活と、自宅とケアホームとの地域生活との
「循環型システム」構築の必要性と、
重症心身障害児者の受け入れ施設の新設の必要性を実感した。


上京する日程を変更し、
草津事務所に入る。

作成中の「後援会ニュース」の原稿を執筆するなど、
事務所内でデスクワーク。

22:00前、自宅に戻る。

栄養と休養をとる。

Date: 2009/12/05


如何に流すか?流れるか?


>>>
今、4日(金)22:00過ぎ。

西に向かう最終の新幹線の車内。

一週間の公務や活動を終えて、
家族と住む滋賀、
選挙区であり、故郷である滋賀県に帰る途中…。

この時間は、
何となくホッとする、安らぎや元気を取り戻す時。



6:00前から、宿舎内の自室で諸事。

8:00過ぎ、宿舎を出て、徒歩で出勤。

出口で待ち構えついてくる記者の取材を受けながら。
昨夜遅くも宿舎入口にて待機していた記者。
同じお顔。大変だと思う。

途中、『なか卯』で朝食。豚汁定食290円!


9:00前には国土交通省政務官室に入る。
日程調整等の後、
9:30河川局とも調整。


10:10から、衆議院・国土交通委員会の理事会に出席。
10:30委員会。臨時国会閉会のための諸手続き。
請願・陳情・意見書の取扱いについて、協議・確認。


終了後は、
国交省に戻り、
住宅局との政策協議、先輩議員との意見交換、
大臣室に来訪された埼玉県知事との面会協議…等。


秘書官と国会図書館へ。
図書館内の食堂で昼食。

「新国会丼」。
政権交代後に登場したらしい…。
カツ丼と親子丼のミックス。
こじ付けも、面白く、なかなか美味。


国会に入り、衆議院・本会議に出席。

他省庁の政務三役との調整事項。
顔合わす機会は貴重。

本日で年内の国会は閉会。
同僚議員とは、少し早いが、「よいお年を!」

予算も、税制も、いよいよ大詰め。
「政権交代」直後の、初めての年末は、
政府としては、最大の試練の時?


国交省に戻り、
まず、大臣室で、
「物流新幹線構想」についてのプレゼンテーションを拝見・拝聴。

温暖化と高齢化に対応することを求められる今の日本で、
鉄軌道で物流・貨物を担えるようにすることは重要な国家課題。


その後、
政務官室で、
□同僚議員や市民団体関係者との面会、
□会計課と「平成22年度予算編成」に向けた協議、
□住宅局とは、
  担当する「住宅版エコポイント制度」等、
  経済対策についての協議、
□海事局とは、
  外航海運の競争力確保対策や船員政策についての検討、
その他、各界関係者との電話調整等。


18:00からは、国交省内の会議室にて、
「海上コンテナ」の安全対策についての検討会議に出席。

私が、政務官として設置・主宰する会議。
今日が第一回目。

統計を取り始めた平成18年以降だけでも
9件の事故で10名がお亡くなりになられている。
冒頭、全員で「黙祷」した。


輸出入、積み下ろし、運送…等、各段階で関係される、
トラック事業者、荷主、海貨事業者、港湾関係者、等、
「海上コンテナ」の輸送に関係する皆様が集い、
実態や課題についてのご見解、法制化へのご意見等、賜る。


如何にまとめるか?
思案する。

ダム、整備新幹線、海上コンテナ、…等、
私が担当するどの課題も、「解」を出すのは、
なかなか難しそう。


終了後、記者対応。


秘書官らと自室に戻り、
調整のための電話連絡等。


21:00国交省から退庁。
最終の新幹線に乗って、今・・・。

本を読み、パソコン開いて原稿執筆等。


・・・明日もがんばろう!
Date: 2009/12/04


出口なきトンネルはない!

今日は一日、冷たい雨の東京。

普天間基地問題も、
経済対策も、予算も、税制も、…。

相手がいる。利害が絡む。感情がある。立場もある。

「合意形成」は難しい。

進んでいないようで、進んでいる。
と、思いたい。


9:00には、
【JR貨物】の東京貨物ターミナル駅へ。
現地視察!張り切って!

概況の説明、
特に、画期的な開発により現在稼働中の
鉄道コンテナ輸送の総合的な管理システム
「IT-FRENS&TRACEシステム」について説明を受ける。

その後、屋上から俯瞰。

世界初の特急コンテナ電車「スーパーレールカーゴ」も見学。
旅客特急と同じ時速130キロで、
東京・大阪間を6時間11分でつなぐ。
現在は宅配会社1社が運行しているが、
今後の活用拡大が期待される。

温暖化と高齢化という変化に対応するため、
物流のモーダルシフトは喫緊かつ不可避の課題。

その時、貨物鉄道の果たすべき役割は大きい。

会社経営を如何に支援するか?
ターミナルや専用線など、
ダイヤを大きく左右するインフラ設備を如何に整備するか?
…等、
「整備新幹線」検討に併せて、
「高速道路無料化」社会実験時に、
しっかりと検討してまいりたい。


11:30国土交通省に入る。

副大臣室で、政務二役による打ち合わせ。
予算編成に向けて…。壁高し、道険し。


面会・要望対応の後、
12:30からは、大臣室で政務三役会議。

「整備新幹線」についても。検討中・・・。


その後は、面会や調整等。
河川局から、説明・決済案件。


15:00には、
都内ホテルで開催された
「個人タクシー」誕生50周年祝賀会に出席。

昭和34年、
タクシー業界に「新風」を、
と個人営業が認可されて以来、
各地で、利用者に活用され、
優良運転手へのインセンティブとしても定着してきた「個人タクシー」。

半世紀の歩みとご努力の積み重ねに敬意と祝意。

供給台数や運賃など、
法人タクシーと共に、適正化と活性化に向けて、
乗り越えるべき課題も。


国会に戻り、
院内控室にて、
滋賀県農業会議より政策提案を受ける。

地元の草津・守山・野洲市からも、
農業委員会会長が来訪された。
「がんばれよ!」温かい激励を頂く。寸時の懇談。


他に、
国会内で協議・聴取・情報収集の後、
国交省へ戻る。


勝又衆議院議員ご同行で、
神奈川県より、大磯海岸の養浜についてご要望を受ける。


18:00からは、
前原大臣と両副大臣と共に、
「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」に出席。

注目の第1回の初会合。

水を治めること、すなわち、国を治めること。

各分野から9名の専門家の先生方にご協力頂きながら、
幅広く、奥深く、
これまでの治水政策を検証し、
「出来るだけダムにたよらないこれからの治水政策」を、
じっくり模索してまいりたい。


会議のあり方、今後の進め方、
検討すべき「論点」についての各人の考え方…等、
まずは一回目。方向性や課題の確認。

河道に限らず、ダムに限らず、
ハードに限らず、現在だけでなく、
広く、深い課題であることを改めて認識する。

ある意味、
人類にとって、重大な挑戦的な課題である、とも思う。


終了後、
20:45からは、
会議での議論内容等について記者会見。


22:00には、
都内の料理店で、仲間と合流。
夕食。栄養補給!

「疲れてますねー」
後輩の指摘が悔しい?!
しっかりと食べる。


23:00過ぎ、宿舎に戻り、私事。

近日発行予定の「後援会ニュース」原稿締切に追われている。
何を、如何にお伝えしようか?
いつも悩み、じっくり考える案件。

妻と電話連絡。
床に就き、三秒で眠る。
Date: 2009/12/03


どんな年越し?


2009年も師走、
年末に向けて、
税制も、予算も、いよいよ大詰めを迎えつつある。

入るを計って、出ずるを制する。

人口減少、少子長寿化、温暖化、
という未曾有の変化への対応を、
財政悪化や景気低迷という制約の中で求められる、
という極めて困難な状況。

「仕分け」の結果を如何に反映させるのか?
徹底した議論と、丁寧な説明が必要。

「年越し」は出来るのか?



7:30には、都内のホテルへ。

住宅・不動産関係団体との朝食懇談会に、
前原大臣はじめ政務三役で出席。

年間の住宅着工が42年ぶりに100万戸を割る見通し。

贈与税の非課税枠拡大等、
デフレ脱却、経済・景気回復に向けた政策への期待と注文と。


9:30国土交通省政務官室に入り、
自動車交通局と、
「海上コンテナ」の安全対策について、検討。
続き、大臣室で協議も。


11:00からは、
地球温暖化対策及びエネルギー政策についての
経済産業省とのワーキングチームの第1回会合。

両省の政務官主導で、設置。

両省の関係局から、
短期・中長期の課題と可能性を出し合い、
「連携策」を模索することになった。

終了後、「ぶら下がり」で記者会見。


12:00大臣室で「政務三役会議」。
予算編成や税制改正等、当面する課題について協議。


午後は、
個人タクシー、税制特例、木曽川フルプラン…等、
担当局からの政策説明を受ける。

面会、陳情対応等も。


17:00からは、
「政府税制調査会」に出席。

租税特別措置透明化法案、法人税、中小企業税制について討議。

利害得失に直結する税制。

租税の原則や税収の確保を主張する総務・財務省と、
景気浮揚はじめ特定産業の育成等、
政策目的の達成や経済・社会の要請からの
「減税」措置等を要求する各省庁と。

まさに論争。ぶつかり合い。


如何に決着させるのか?
極めて難しい…。政府の大方針による大ナタが要る。


・・・19:00まで。


その後は、
国会近くのホテルで開催中の先輩議員のパーティーに寸時の顔出し、
研修のため上京中の同級生と面会、
国交省に戻っての日程調整等。


21:00頃からは、都内で夕食懇談会。

旧知の先輩と、久しぶりの懇談。
懐かしい思い出話、お互いの近況報告と共に、
「これから」に向けて元気と奮闘を誓い合う。


宿舎で休む。明日に向けて。

今年の年末・年越しはどうなるのか???
想像がつかない…。
Date: 2009/12/02


走る、走る、走る、走る!


23:00
名古屋から東京へ、新幹線で移動中>>>


御縁あり、
学生時代からお世話になっている方がご逝去され、
夜、三重県桑名市の斎場にて行われているお通夜への弔問。

故人からご生前賜った温かいお心に感謝し、
ご冥福を祈り、今後のお見守りを願う。

不可避の死。限りある生。
その中で、偶然必然の出会い。
大切にしたい。



9:00歩いて国土交通省に入る。

午前中は「現場視察」。


@貨物運送(トラック)事業者の安全・環境対策について

都内の運送会社で実施されている、
トラック協会の指導員による「適正化事業」の監査の様子を拝見。

その後、寸時、会社社長らと意見交換。

中小零細の物流会社の窮状と共に、
デジタコの効果、NOx・PM規制の影響、
「中型免許」の問題点…等も伺う。


A海上コンテナについて

移動し、東京港大井埠頭へ。

東京国際コンテナターミナルで、
外航海運で輸出入され、トラックで運ばれる
「海上コンテナ」の積み付け・積み降ろしの概要等、
拝聴と見学と。

海上コンテナの安全輸送に関する法案を検討している。

百聞は一見に如かず。
参考にしたい。


省内に戻り、寸時。

13:00からは、衆議院・本会議。

散会後、財務省へ。

尊敬する同僚・古本伸一郎政務官と、
トラックと船舶に関する中小企業の投資促進のための
税制特例について、折衝。

環境対策の必要性については認識を共有しつつ、
現下の厳しい景気状況を勘案した、
中小零細企業支援策として、現行特例の存続を強く要請。

結果は、保留。


国交省に戻り、
自治体からの要請を受ける。

「整備新幹線」開業後、JRから経営分離され、
自治体が第三セクター等で経営・運行を引き受ける
「並行在来線」の沿線自治体から。

想定を超える経営難、貨物鉄道通行による大きな損失と負担…等、
「整備新幹線」の影の部分について、
本質的な問題提起。


その後も、
ダム事業、温暖化・エネルギー対策、
住宅版エコポイント制度、…等、
各局からの政策課題説明と、協議と。


17:00過ぎには、
海上自衛隊護衛艦に同乗し、
ソマリア周辺海域で航行船舶の警備の任にあたっていた
海上保安庁職員8名の帰国報告を受ける。

私から、敬意と感謝の挨拶。


着替えて、17:30国交省を出て、
東京駅から新幹線で名古屋。夕食等。

乗り換えて、三重県桑名市へ。

弔問と、
学生時代から、家族のように、子のように、兄弟姉妹のように、
お世話になるご家族と、思い出話、しばし。



そして、今、
一人、帰路・・・。



抱える懸案課題について、考える。
新幹線車内は、私にとって、貴重な思考と仕事の場。

『大小軽重の弁を失ふべからず。』
『緩急先後の序を誤るべからず。』


いよいよ2009年も師走。
予算も、税制も、景気対策も、…等、
対立と混乱と軋轢を乗り越えて、
「変えるため」に、決めていかねばならない時。

大きな変革期の序章は、ここからが正念場。

【気合】入れて頑張りたい。
Date: 2009/12/01

 

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