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  国会飛脚便 三日月大造国会質疑概要
REPORT


  VOL.27 「偽装」の実態や問題発覚の真相に迫る!
      なお疑惑は深まるばかり…不安は募るばかり… !
    耐震偽装問題「参考人質疑」で、再び質問に立つ! 平成18年1月19日
 
質疑の様子をムービーでもご覧いただけます → 


  20日からはいよいよ「通常国会」が始まる。昨年11月17日に、この「耐震強度偽装問題」発覚以降、閉会中など関係なく、また年末年始なく再発防止のための、信頼回復のための真相・実態の解明に取り組んできた三日月議員。地元では年始の行事などでも注目や期待、怒りの大きさを感じながら、また現場の関係者にもいろいろとご協力も頂きながら情報収集に努めてきた。

国会開会を前日に控えた本日19日(木)には、ずっと求めてきた衆議院国土交通委員会が開催され、元請設計者や「総研」「平成設計」など関係当事者の出頭を求めての「参考人質疑」が行われた。参考人として出席したのは、椛轟、の四ヶ所氏、平成設計鰍フ山口氏、元平成設計鰍フ徳永氏、潟Xペースワンの井上氏の4名。(合計4時間)

三日月議員は、この一連の偽装問題を、「当該建物の住民や近隣住民はもちろんのこと、真面目に建築業界でご尽力されている方々にとって許し難い問題」とし、「偽装」の真相、「見逃し」の実態、発覚・指摘時の経緯等について、同僚議員と共に、事実を確認した。
   
 

●「偽装」が指摘されたのはいつ?

8番目の質問者として登壇!平成16年3月8日には、横浜市の叶逞t設計において、「姉歯氏の物件の『構造上の疑義』」が指摘された。その時、姉歯氏と同席した総研の四ヶ所氏や平成設計の徳永氏が「偽装」や「構造上(耐震強度)の問題」として認識されていたのか否か?ということは重要なポイント。直前に関係者から入手したアトラス設計の渡辺氏からの「指摘メモ」を示しながら、「当日、配布されたのか」「問題について知ったのか」など参考人にその事実を確認。

当日出席していた両参考人とも事実を認めようとしなかったが、「(構造上の問題を指摘する)メモが存在すること」「その場で姉歯氏の設計について問題点が指摘されたこと」のは揺るがぬ事実。「見て見ぬふり」「知らぬ存ぜぬ」は通らない!!さらに、公表資料をもとに作成した「94件」(19日時点の偽装リスト)を示し、「(偽装の)事実を知りながら改善・検証しなかった責任は重い」と断じた。

●政治家との関係も?

清和会(自民党森派)のパーティー券購入や返金の事実確認も。ヒューザー社からの依頼、ヒューザー社への代金振込など「一括窓口販売」の実態も明らかになるとともに、事態発覚後返還したとされるパーティー券収入も井上参考人には返金されていないことが分かった。政治家が事態の早期幕引きに関与していたのら大問題!安易な税金投入だけでお茶を濁すのではなく、伊藤代議士をはじめ政治関係者からの事実説明の必要性を浮き上がらせた。


※民主党の「耐震強度偽装問題徹底究明サイト」http://idpj.net/xoops/もぜひアクセスしてみて下さい!


 

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