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国会飛脚便

Vol.146 安倍政権に問う!
 原油高騰対策は…? 中小企業対策は…? 少人数学級は…?

…予算委員会分科会で質問! 2013年04月12日

image002<汚染水が漏えい…>
 今、わが国・日本の最重要課題の一つは、【福島第一原発事故】を如何に収束させるか?放射能汚染を如何に取り除くか?です。現場では、関係者各位、収束、廃炉、除染、安全対策、風評被害対策などのために、懸命のご尽力を頂いております。

 しかし、4月5日、福島第一原発内で汚染水を貯める地下貯水槽(第2)から汚染水の漏えいが発覚…。
 翌6日には、別の貯水槽(第3)からも、さらに汚染水移送先になっていた別の貯水槽(第1)からも、汚染水が漏えい。11日には、漏れた貯水槽から別の貯水槽に移送させる移送ラインからも漏えいが発生していた、と。

image006 12日朝、原子力規制庁、資源エネルギー庁、東京電力㈱から報告を受けましたが、何とも頼りなく、当事者能力に欠けた、後手後手、場当たり的な対応に、強い憤りを感じました。
 原子炉建屋内には、高濃度の汚染水が大量に滞留し、地下水が毎日400㎥流れ込んでいる…とも。汚染水が、海や地下水脈に流れていないのか?今後、迅速かつ確実な調査と対策が必要です。

<4年ぶり…?久しぶりの国会質問!>
 今日12日(金)午前、予算委員会分科会で、2コマ(各30分間)、質問の機会を頂きました。
 ◎1つは、アベノミクスや円安の負の影響の1つである、燃油価格高騰に伴うガソリンスタンド、物流事業者、中小零細企業への影響について。
 燃油価格高騰が、経済に、特に地方部の中小企業の経営や収益に与える影響は深刻です…。円高時にも上がり(下がらず)、(直近の数週間は落ち着いてきているものの)今の円安時にさらに上がり、高止まりしています。
 「物流事業者が荷主等に価格転嫁できるよう、政府のより強力な対応が必要だ!」「中小企業への影響を把握し、民主党政権時の平成22年6月18日に閣議決定した『中小企業憲章』に基づく支援対策を進めるべきだ!」強く訴えました。

 ◎2つめは、安倍政権で頓挫・変更されてしまっている「少人数学級」のための教職員定数の改善について。
 一人ひとりの子どもたちに、もっと大人の目と心がより行き届くよう、子どもたちの能力をより伸ばすことが出来るよう、いじめや特別image008支援教育など、様々な問題を抱える子どもたちに先生方がゆとりを持って向き合えるよう、「少人数学級」化は必要です!
 この点、下村文部科学大臣はじめ、文部科学省とも、認識は一致しています。
 「小学校一年生の35人学級化」は、私たちが政権を担っていた頃、法定化し、予算も確保することが出来ました。
 しかし、今年度予算案では、少人数学級化に向けた定数改善について、財務当局の抵抗に屈し?、5,200人分の予算要求に対し、1,400人分の予算しか確保出来ていません…。
 厳しい財政状況であることは理解いたしますが、この結果に、この予算案に、私たちとは明確に異なる現政権の政策の優先順位に対する考え方の違いを感じています。

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