今年、平成24年（2012年）も、あと３日となりました…。
　五輪も、選挙も、…。いろいろあった一年でした。
　書き尽くせぬ「万感去来するもの」もあります。

　まずは、今年も、無事に、健康に、生きて過ごせたことに、感謝いたしたいと存じます。
　賜りましたご厚情とご指導に、厚く、深く御礼申し上げます。

　総選挙の結果を受けた「第182特別国会」が26日に召集されました。
　当日、滋賀県草津市の自宅より、東京へ向かい、国会へ入りました。
　雲一つなく晴れた空と、冷たく清らかな風が心に残る冬の日。
　私も謹んで、新たな決意で、重い重い責任を背負い【四期目の登院】させて頂きました。

　残念無念ながら、私たちの力不足故、「政権再交代」を許してしまいました…。
　また野党に戻ってしまいました…。
　まずは、この３年３ヶ月間の民主党政権の政策について、組織としての運営について、また私自身の活動も含め、人心掌握も、マスコミ対応も、…。あらゆる面から徹底した検証と真摯な反省を行い、「次へ」つなげてまいります。

　 「有権者（国民）の選択で、政権交代可能な政治（選挙）」は、私も目指すところです。
　しかし▼投票率が戦後最低の59.3％となったこと、▼300小選挙区の得票率43.0％と半数に満たない民意が、占有率79.0％の237議席を与え圧倒的な与党をつくったことなどは制度面での課題も顕在化させたのではないでしょうか。

　ともかくも、国民の選択と支持を受けて発足・船出した安倍政権には、私はエールを送ります。困難な課題が山積する難局ですが、ご経験も活かしてご奮闘されることを期待したいと存じます。
　「与党を経験した健全野党」として、「是々非々」の姿勢を貫いてまいります。

　私自身は、新たな体制の中、民主党の「政策調査会副会長」「社会保障と税の一体改革調査会（事務局長）」や衆議院の「国土交通委員会（筆頭理事）」などを担わせて頂く予定です。

　 国会での活動も、おかげさまで、10年目になります。
　もっと「世界」を観て、しっかりと「歴史」を紐解き、福祉や生産・経営の「現場」に出て学ぶ機会をつくり、自らの見識を広め、人間を深くし、能力を高めていけるよう、努力を積み重ねてまいります。

　倍旧のご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
　来る平成25年（2013年）が良い年でありますように…。

　共に頑張りましょう！！


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