木々山々の「紅葉」も進んでいます。
　国会周辺の銀杏の葉も黄色く色づき始めました。

　秋晴れ快晴の本日（29日）、「第181臨時国会」が召集されました！
　11月30日まで33日間の会期で国会が開会されます。
　特例公債を発行するための法案、「一票の較差」是正を含む選挙制度改革のための法案等、重要な法案を審議するための国会です。並行して、来年度の予算編成作業もあります。民主党政権にとっては、まさに「正念場」です！

　13:00からは、天皇陛下をお迎えしての開会式に、粛然と出席いたしました。
　続く14:00からは、衆議院本会議にて、「明日の安心、明日への責任」と題した野田総理の所信表明演説を拝聴しました。
　参議院では、「前国会で問責決議可決した…」と、総理の所信表明演説のための本会議すら拒否される（開催されない）異例の状態となっています。

　野田総理は、「明日への責任」を果たすための諸課題として、◆日本経済の再生、特に、「原発に依存しない社会」の実現、◆被災地の復興と福島再生、◆国民生活の安心基盤の確立、そのために「子ども・子育て」「雇用」「年金・医療・介護」といった社会保障と税の一体改革の完遂、◆国家としての矜持を保ち、平和と安定に向けた外交・安保、◆政治・行政への信頼回復、を掲げられました。
　そして、「中庸」の姿勢で、「明日への責任」を果たす決意と共に、国会を建設的な議論の場とすべく、主権者たる国民の皆様に、政治の背中を押して頂くことへの強い要請と期待も加えて述べられました。

　「第三極」？「解散」？報道やワイドショーなどＴＶ番組や週刊誌の政治ネタとして、確かに耳目を集めるのでしょう。それぞれのお立場からの、意図や思惑を持ったご主張の発信もあって良いと思います。
　しかし、経済・社会状況は、市場の評価・反応も含めて、隣国との外交・防衛環境も含めて、政治の空白や混乱を招いている局面にはありません。
　審議だけではなく、総理の所信表明演説すら聴取を拒否するという野党の対応は、「愚の骨頂」の謗りを免れません。

　「国権の最高機関」「唯一の立法機関」の国会です。不毛な政争の場ではなく、審議や協議を通じて合意形成を図り、必要な予算や法律を成立させていける場とするために、引き続き、粘り強く尽力してまいる所存です。

　過日、補欠選挙の応援で鹿児島県薩摩川内市へ、ＪＲの若き仲間の集いで島根県松江市へ行く機会を得ました。地方都市の活性化も課題です。各地で、仲間の存在の有難さも感じました。
　時に厳しい自然との共生は不可避ですが、日本列島は、四季折々、各地多様で、変化にも、魅力にも富み、美しく、誇るべき愛する宝物です。大切に、後世に引き継いでまいりたいと存じます。

　週末の地元活動では、地域のお祭りに参加したり、座談会や勉強会で皆様と向き合ったり、文化祭に伺ったり、小唄にも親しんだり…。英気も、勇気も、頂きます。
　季節の変わり目、お互い健康に留意しながら、「明日へ！」共に元気に頑張ってまいりましょう！！


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