今、国会にいますが、雷雨///です。
不安定な天気が続く初夏ですが、お互い体調管理に気をつけましょう。
国会では、今日、衆議院で、本会議はじめ、法務・厚生労働・文部科学委員会などを、一部、野党のご理解を得られない中、職務権限で開催させて頂き、法案の審議・採決などを行いました。
21日の会期末を前に、不条理な抵抗で、これ以上、国会を停滞させることは出来ない!と、意を決して、やむを得ず強行をいたしました。
また、今日は、首相公邸で、野田総理と昼食(カレー)をご一緒させて頂きました。
課題山積の国政、政局が注目される民主党内ですが、現在審議中の「社会保障と税の一体改革」のための法案成立はじめ、わが日本国の国民の日々の生活のため、将来のために、愚直に、誠実に、共に努力を積み重ねる…。その方針に、乱れも、迷いも一切ないことを、改めて確認させて頂きました。
国内に設置されている54基の原子力発電所がすべて停止した状態で迎える今夏。大飯原発3・4号機の再稼働についての説明と判断も、いよいよ大詰めの段階です。
●【中長期的には原子力発電に依存しない社会をつくる。】
●【短期的には、エネルギー安全保障の観点から、国民の生命・生活や生産活動のために、電気料金の値上げによる国民負担増の抑制のためにも、原子力発電は引き続き重要。安全な原発については再稼働して活用する。】
これが、私自身の立場(主張)です。
大飯原発3・4号機の再稼働については、これまで、福島第一原発事故を踏まえた専門家の意見に基づき、安全性について慎重な確認・評価が行われてきました。
再稼働ありきではなく、あくまで「安全性」の観点から、地震と津波に対して、想定外の事態も含めて事故を防止できる対策と体制も整えられてきました。
国会で審議が始まった「原子力規制庁」の設置についても、一日も早く実現をさせ、原発推進の官庁に保安院が置かれていたこれまでの行政を反省・転換し、信頼回復に万全を尽くすことが必要です。同時に、さらに特別な監視体制を構築することについても追加されることになりました。
日本の将来のエネルギー政策についても、中長期的な視点から、現在、様々な角度から議論を行っています。30日には、関西広域連合から、「原子力規制庁等の規制機関が発足していない中での暫定的な判断基準であることから、政府の安全判断についても暫定的なものである。従って、大飯原発の再稼働については、政府の暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして適切な判断をなされるよう強く求める。」と結ばれる声明も出されました。
国論も二分しています。短期的にも、中長期的にも、とても難しい課題ですが、責任をもって回答を見出していかなければなりません。
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(※国会飛脚便では、私・三日月大造の日々の活動を、定期的にお知らせしています!)