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国会飛脚便

Vol.114 「日本再生」に向け、新しい年度がスタート!

「元気な日本」をつくるための予算成立! 2012年04月06日

image003 新年度を迎え、あちらこちらで新社会人の初々しい姿が目に付く今日この頃。桜もいよいよ満開です。

 4月5日、【平成24年度予算】が、両院協議会も開催され、衆議院の議決により成立しました。残念ながら、年度内成立が叶わず、4月1日から6日までの経費を手当てするために、14年ぶりの暫定予算(3兆6105億円)が組まれましたが、国民生活に直結する予算を、政争の具にするようなことは、厳に慎むべきだと痛感しています。

 政府は、新年度予算を「日本再生元年予算」と位置付けて、「東日本大震災」からの復旧・復興と日本経済の成長戦略の実現を柱に据えています。予算の規模は、一般会計で90兆3339億円、東日本大震災復興特別会計で3兆7754億円となっています。
 民主党政権となってから3回目の本予算の編成であり、「東日本大震災」や「原発事故」への対応はもちろんのこと、「少子高齢化」や「厳しい経済状況」をしっかり念頭において編成された内容であり、「日本再生」に向け、大きな第一歩を踏み出すことのできるものと自負しております。

image006  本年2月17日に、「社会保障・税一体改革大綱」を閣議決定して以来、年金や医療、雇用等を中心とする社会保障の機能強化と持続可能性の確保を内容とする社会保障改革、そのための安定財源確保と財政健全化を同時に達成するための税制の抜本改革について、多くの議員が参加する中、党内議論が連日連夜にわたって行われてきました。
 税制の抜本改革の柱は、消費税の増税であり、税収の全額を社会保障目的税化し、使途を明確にするとともに、低所得者への対策として、給付付き税額控除の導入を検討しています。国民の「安心・安全」を確保するためにも、関係法律の早期成立が望まれます。
 これからは、3月30日に閣議決定を経て国会に提出された法律案を審議の上、成立させていくことが「国会対策」を担当する私の使命です。

 原子力規制庁設置のための法案、交通基本法案など重要な法案の審議にも入っていきます。政局に惑わされず、愚直に、誠実に、尽力してまいる所存です。


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(※国会飛脚便では、私・三日月大造の日々の活動を、定期的にお知らせしています!)