秋が深まってきました。
　国連総会での演説や日米・日韓の首脳会談など野田新政権の外交もスタートしました。
　急激な円高、急成長するアジア、震災からの復興、原発事故の収束、中東の民主化など、世界の中で、日本の主張や行動も注目されています。

■9月22日から24日、二泊三日で、韓国・ソウルを訪問しました。岡田克也前幹事長らと一緒に…。
　観光の与野党の政党代表者、経済人、学者や報道関係者との会談・意見交換を行いました。李氏朝鮮王国の宮廷文化にも触れてきました。
　隣国・韓国は、来年4月に総選挙、12月に大統領選挙を控えています。日本にも大きな影響を与える、無視できない１つの激動期です。
　ウォン安の中、韓国の輸出企業は好調です。国内では二極化（格差）問題、特に、若者の雇用問題が深刻と…。
　成長する中国などアジア向けの製品を日本企業との連携や競争の中で製造・輸出されています。年間500万人に達する人的往来、韓流ブームやK‐POP流行など文化交流も盛んです。
　一方、世論を背景に歴史・領土問題も根強く…？問題を乗り越え、可能性を伸ばし広げていくために、隣国・韓国との経済連携やさらなる交流・友好を如何に促進させるか？政治レベルでの理解を深めて、行動を強めていく必要性を感じて帰国しました。

■今日から、国会は、テレビ中継も入り、予算委員会が行われます。
　不毛で見苦しい詰り合いは避けて、復興のための、日本再生のための建設的な議論が展開されることを期待しています。
　延長された臨時国会も、30日には会期末。本格復興のための第三次補正予算の編成、そのための財源（増税）の議論と与党方針の決定、野党との議論と合意形成など、１つのヤマ場を迎えます。
　「税制調査会」にも、副会長として所属しています。復興のための財源を調達するため、行政改革をさらに進めながら、税外収入もしっかり確保した上で、「増税」も、逃げずにお願いしなければなりません…。
　「政策調査会」の政策協議や意思決定にも参画しています。
　政治の空白と停滞が、与党の力不足と逃避が、国民の支持を失い、国際的な信用も失い、国益を損なってしまいます。緊張感と使命感をしっかり持ちながら、任務である「国会対策」にあたっていきたいと思います。



☽三日月大造の活動