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もう何度目かの衆議院での再議決が、
懸案の3法案をまとめて行われる暴挙。
本日の衆議院本会議。
閣僚も次々と抜け、
支持率もどんどん低迷する麻生政権が、
退陣する?
解散する?
その環境だけは整ってきた。
皮肉にも…。
もはや惰性の政権延命こそが、最大の浪費。
「期待」を集めて行う総選挙で、
政治の選び直しと作り直しを行うことこそが、
最大の景気対策。
8:00過ぎからは、
担当する「住宅政策」の小委員会に出席。
住宅こそ、省エネの重点対象にすべき。
ドイツの先進事例を学ぶ。
その後、
午前中は、
会館自室にて、新聞チェックと資料研究等。
昼食後、
13:00から行われた衆議院本会議では、
参議院において否決された、
①海賊対処法案と、
②経済対策に関連する租税特別措置法案、
③国民年金への国庫支出を2分の1にするための法案
が議題。
①海賊への対処は必要だが、
海上保安庁が主体で行われるべき。
国会の事前承認は不可欠。
②生前贈与の促進等、一定の効果は認めるものの、
補正予算含め、効果乏しき大盤振る舞いそのものに反対。
小手先の対策ではなく、税制の抜本改革こそ必要。
③そもそも、
年金の財政見通しや仕組みそのものが疑問。
財源の見通しなき、その場しのぎの対策では、
負担の先送りと将来の破綻を招く。
私たち民主党はいずれも反対。
討論の後、
3法案すべてで「記名採決」が行われた結果、
それぞれ335、334、333票という、
「3分の2以上の賛成」を得て、
再議決され、成立した。
衆議院における与党多数の力の逆転が、
絶対に必要!と、歯軋りしながら実感。
その後、
資料の整理と日程の確認、懸案事項の処理…等、
会館自室で事務作業。
週末日程への対策も。
18:30からは、
都内ホテルで行われた
日本とイラク共和国との
国交樹立70周年の記念祝賀会に出席。
イラクからはズィバリ外相が来日。
第二次世界大戦中からの
長きに渡る日本との友好関係に思いをいたし、
まさに今、復興過程にあるイラクの平和と治安安定、
更なる協力関係の充実に向けて、誓い合う場。
外相と共に来日された
元駐日大使のジュマイリ氏とも旧交を温める。
○私の所属していたJR西労組は、
「鉄道技術によるイラク復興への貢献」を提唱し、
イラク大使とや技術者との交流を積み重ねてきた。
○滋賀県との関係では、滋賀県に、琵琶湖に、
イラク南部の湿地帯の保全に取り組まれている
イラクの環境技術者たちが、
水質保全の取り組みの研究視察に来られた御縁もある。
これからもつないでまいりたい。
上京された先輩と、
場所を替え、久しぶりにじっくりと語る。
つもる思いも、話も。
人生勉強。政治哲学。
こうして支え諭して頂く先輩の存在を、本当に有難く思う。
東京の宿舎で眠る。