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国会飛脚便

Vol.162 【第185臨時国会】やっと開会!
 立法府(国会)で、 法律の制定、行政の監視、権力の抑制に、全力尽くす!

日本の「安全と元気」つくる! 2013年10月18日

image002 菊の秋です。国会周辺の銀杏の木々も色づき始めました。
 皆様、如何お過ごしですか?
 太平洋上にまた台風発生…。今秋は、台風による暴風雨、自然の猛威に慄く季節となってしまいました。
 
 伊豆大島においても、甚大な被害が発生しています…。
 9月中旬に滋賀県を襲った台風18号もそうですが、想定外の豪雨により、山間・川沿い・離島に住むご高齢の人々が犠牲になってしまうことに胸が痛みます。
 亡くなられた方々のご冥福を祈りながら、災害により壊された地域や産業の復旧・復興に取り組むと共に、知力を結集し、経験を教訓に、救える生命を救う制度設備の構築に心血を注いでまいります。

image004 15日(火)、第185臨時国会が開会されました。
 なかなか召集して頂けなかった国会がようやく開かれました。
 原発事故(汚染水)の対策、TPP、特定秘密保護、情報公開、社会保障制度改革、成長戦略、外交・安保など、論点・争点はたくさんあります。今週、衆参本会議で、安倍総理の所信表明演説に対する各党代表質問が行われました。来週は、いよいよ「予算委員会」です。

 私は、国会(衆議院)で、新たに「災害対策特別委員会」理事として、また、引き続き、専門とする「国土交通委員会」委員として所属することとなりました。

 前者では、これだけ自然災害の被害が出る中、如何に守るか?如何に防ぐか?如何に被害を減らすか?如何に負けない地域社会をつくるか?滋賀県の被災地域の復旧と共に、被災を教訓とした制度・地域・社会づくりのために尽力します。
 後者では、懸案のソマリア沖・インド洋での海賊対策、タクシーサービス向上のための法律、交通政策充実のための法律、水に関する法律など、充実した審議のうえ、法律の制定・成立を目指します。
 気象庁が発する特別警報の発令の基準も見直しが必要です。
 伊豆大島の川島町長が被災後の会見で「国や都の支援で砂防対策を取ってきたことへの過信があったのか…と感じている」との言葉も気になります。
image006 ダムや堤防など、関連施設の整備だけで治水や防災が出来るかのような過信や盲信が蔓延しているようにも感じます。「国土強靭化」というスローガン、その美名のもとの単なる社会資本整備よりも、生命・生活を強くすること、国家・社会・地域全体の対応力の強化こそ急務だと考えます。

 「再起・再生」を課された民主党では、副幹事長と国会対策委員長代理の役職を担います。
 衆参両院で与党多数、野党乱立の国会です。日本の民主主義を皆でつくる。権力を監視し、世界に尊敬・評価される日本の平和を守る。すべての人の人権を尊重する。先人が守ってこられた自然や、築き培ってこられた技術など「日本の力」が大切に伸ばし活かされる政策の拡充のためにしっかりと議論し、必要な制度・施策・設備を整備することが必要です。現場をまわりながら、多くの方々のご意見を伺いながら、一緒に、「元気な日本と滋賀」をつくるために頑張ります!



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