1月28日から150日間の会期で行われてきた【第183通常国会】が、本日、閉会しました。
昨年末の総選挙で、残念至極にも政権再交代となり、安倍自公政権に戻り、初めての国会でした。
冒頭、2月、3月は、政治も、経済も、報道も、期待で(期待を煽り)熱狂と礼賛…。しかし、ここにきて、▼一部の人が、一時的に利益を得ている博奕のような経済政策に、▼物価や金利が上がるなど変動や副作用も大きく、出口なく浮遊し始めた市場動向に、不安の声が日増しに高まってきているように思います。
誰のための政治か、何のための経済成長か、冷静に考えることも必要です。
国会では、所属する委員会等で法律の審議・成立に参画しました。
野党になりましたので、少数の悲哀を感じることはありましたが、専門と経験、人脈を活かし、多くの皆様のご協力とご指導を頂きながら、全力疾走の日々でした。
理事を務めた「国土交通委員会」では、民主党政権時代からも政策づくりに関与した建築物の耐震化、道路・港湾・水防施設等の防災対策、不動産事業の活性化、空港の経営改善のための法律等を成立させることが出来ました。
この10年、ずっと関わっている「交通基本法案」も、議員立法としてとりまとめ、衆議院に提出しました。早期成立を目指します。
懸案であった議員立法「水循環基本法」は、18日に衆議院で可決し、参議院に送付されていましたが、本日(26日)、参議院における「政局優先」「法案軽視」の議会運営により、安倍総理問責決議案が可決され、国民生活にとって極めて重要な生活保護制度改革、電力システム改革、海賊対策の法案と共に「廃案」となってしまいました…。
本当に残念です…。忸怩たる思いです…。
ご期待も、ご支援も頂いていた関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。
私が所属する民主党は、政権与党時代の政策や運営について、総括・反省し、党綱領もつくり直し、再出発しました。
今、まさに、日本の未来と民主主義のために「再生の途」にあります。
厳しくとも、不撓不屈の精神で、地道に歩んでまいる所存です。
今日(26日)、国会から地元・滋賀県に帰ります。
地域を歩き、徹底的に歩き、多くの方々と会い語り、国会の状況を報告し、日本の課題と可能性を共有しながら、7月4日に公示される参院選での「とくなが久志」さんの再選必勝に向けて頑張ります!
同時に、この3~4年、政府・国会に拘束されることが多く、勉強と充電の時間、視野を広げ、素養を高める機会が乏しかったように思います。
この夏は、「これから先」も見据えて見聞を広げ、自分を鍛える時間もしっかりと確保していこう!と考えています。街で、駅で、お会いする機会も増えると思います。お声かけ頂ければ幸いです。
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