本日は、朝から東近江市の奥永源寺を訪れ、政所地域の振興に取り組む「政所茶縁(ちゃえん)の会」、滋賀県立大学の学生が組織する「政所茶レン茶゛―(チャレンジャー)」の皆さんによる新茶の茶摘みの激励を行う。
「宇治は茶所、茶は政所」と茶摘みの唄にもうたわれ、高級茶の産地として長い歴史を持つ政所では、地域の高齢化や過疎化が進むなか、新たにお茶に関わる方を増やそうと大学生や消費者との交流が積極的に行われています。
私もわずかな時間ではありますが、地元の生産者の方や学生の皆さんと一緒に、“しごき摘み”と呼ばれる政所に受け継がれている方法で茶摘みをさせていただきました。今シーズンは4月上旬に低温が続いたことにより、平年よりも1週間遅く芽吹いたそうですが、今年も良質で美味しい「近江の茶」が生産されることを期待しています。