本日は、早朝より滋賀県総合防災訓練を実施。
午前7時00分に琵琶湖西岸断層帯を震源とする大規模地震が発生、折からの大雨により河川も氾濫しているという複合災害の状況を想定し、県および市町災害対策本部の設置・運営、避難所開設、救援物資搬送、ボランティアセンター開設、医療体制、道路・河川等の応急復旧等の訓練を行いました。
危機管理センターでの災害対策本部の会議の後、矢橋帰帆島公園に移動。
救出訓練、ドローン等の手段による被災状況の情報収集、外国人観光客への多言語対応、こころのケアチーム派遣訓練など、災害現場での機器の使用や関係者の連携についても確認しました。災害で亡くなられた方の対応について、受付から歯牙検案、検視、身元確認、ご家族との面会、ご家族への説明までを警察と医師会、歯科医師会等が連携してあたる一連の訓練は、本県が先駆的に実施しているもので、非常に重要な取組だと考えています。
今回の訓練を通じて、想定力を高めること、日頃からの連携を密にすること、リーダの立場にある人の人間力を鍛えることが大切であるということを参加者の皆さんと共有し、いつ起こるかわからない災害に、しっかりと備えてまいります。