沖縄2日目。
滋賀県遺族会の主催による沖縄「近江の塔」戦没者追悼・平和祈念式典に参列するため、朝から沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園へ。
先の大戦において、国内で唯一の地上戦が行われた沖縄では、住民の方も巻き込んだ悲惨な戦闘が展開され、多くの尊い命が失われました。「近江の塔」は、沖縄戦やその近海における戦闘で亡くなられた方々に対する慰霊、そして恒久平和の実現に向けた誓いの証として昭和39年に建立されました。その霊名碑には、沖縄戦に関係して亡くなられた1,691名の滋賀県出身の方々のお名前が刻まれています。
沖縄の平和祈念式典に参加させていただくのは2015年に続いて2度目となります。
目の前に広がる沖縄のきらめく海と空を眺めながら、犠牲となられた多くの方々の無念に思いを馳せ、深い哀悼の意を表するとともに、心からの御冥福をお祈りしました。
式典後は、那覇市内のホテルで、沖縄の滋賀県人会の皆さんとお会いしました。
滋賀県とのつながりを大切にしておられる方たちばかりで、大変うれしく思います。沖縄の弦楽器「三線(さんしん)」に魅せられて沖縄に移住し、現在、三線奏者として活躍されている滋賀県出身の女性が素敵な三線の演奏をプレゼントしてくださいました。
その後、沖縄県庁にて翁長雄志沖縄県知事と面会。
本日の追悼式典に来賓として沖縄県庁の職員の方にご出席いただいたお礼などを申し上げました。