秋晴れのもと、朝から近江八幡市へ。
県立八幡商業高等学校の創立130周年記念式典に出席し、祝辞を述べさせていただきました。
創立以来、国内外で活躍される多数の人材を輩出されるとともに、地域に根差し、「八商」の愛称で多くの方々に愛されてきた学校です。
この日の式典には、生徒や保護者、OBや地域の方々、学校関係者など1300人余りの方が集まられ、その歴史を祝い、更なる飛躍を誓われました。
その後、同市加茂町にて大豆種子の圃場を視察しました。
本県で生産される大豆種子の約半分を当地域で生産されており、ちょうど収穫時期を迎えられることから訪問をさせていただきました。
種子生産は、病害虫防除や雑草管理、混種防止などに一般的な農作物以上の手間がかかるとのこと。その御苦労に感謝を申し上げるとともに、今後も高品質の種子を生産、提供していただくようお願い申し上げました。
午後、第1回滋賀県私学振興大会に出席させていただきました。
公教育における私立学校の役割を改めて確認し、県民の期待に応える特色ある教育を実現すべく、関係者の皆さまの発議、御努力により開催されたものです。
多様な人材育成に向けた教育のあり方や教育条件の向上、学校経営の安定化など、各学校が持つ共通課題を検討する場として、大いに発展されることを期待いたします。
その後、大津市内で開催された「新生美術館県民フォーラム2016」に出席。
滝田栄氏のご講演の後、ジャーナリストの佐藤千春氏の進行のもと、成安造形大学学長で画家の岡田修二氏、比叡山延暦寺執行の小堀光實氏、新生美術館の設計者であるSANAA事務所の妹島和世氏、西沢立衛氏とともにパネルディスカッションに参加しました。
滋賀ならではの「美」やその魅力について各々の実感をお聞きした後、「美の滋賀」の発信方法や見せ方について、新生美術館のコンセプトや役割も織り交ぜながら、意見を交わしました。