海外出張から戻ると、木々の紅葉や日中の肌寒さから滋賀の秋が一層進んだことを実感。日本独特である四季の移ろいを改めて新鮮に感じました。
本日は多くの時間を庁内執務に充て、11月補正予算や政策課題等の協議を行いました。また、その合間に2つのご要望をお受けいたしました。
まずは、鴨川水系河川改修事業促進協議会および安曇川水系治山治水事業促進協議会の皆さまから、河川改修についてのご要望をいただきました。
両河川とも、大変広い集水域を有する上に天井川の区間もあり、増水による家屋浸水や農地冠水が発生しやすい状況とのご説明。改修工事の推進はもとより、増水時の避難対策など被害を最小限に抑えるための取組についても意見を交わさせていただきました。
その後、滋賀県建設業協会の皆さまから、土木系、建設系技術者の県内での育成と定着の仕組みづくりについてご意見をいただきました。
県内でも特に若手の人材確保が難しくなっている状況から、県内で技術者を育て、働いてもらうための施策を進めていく必要があります。
そのためには、これら専門技能や関連職種の魅力ややりがいを広く伝えていくこと、育成のための教育機関を備えていくこと、そして県内に十分な雇用先を確保することなど、若者が就労時までの見通しを持って技術習得に励めるよう一貫した取組を考えていかなければなりません。
協会の皆さまと知恵を出し合って、引き続きその方策を検討していくことを確認させていただきました。