蒸し暑い曇り空の日。まず、滋賀医科大学でありました、がん征圧・患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016」の開会式に出席。
雨の予報で天候が心配されましたが、集まったみなさんの思いが空に届いたようです。
県内では3度目の開催ですが、今年は学生が主体となっての開催で、これは全国でも初めてとのこと。
若いみなさんの力でイベント全体を企画し、動かしてくださったことは、がんと闘う方や見守る方の大きな励みになったことと思います。
次に、近江八幡市文化会館での「なくそう犯罪」滋賀安全なまちづくり県民大会に出席。
県内各地で、地域の安全・安心なまちづくりのために地道に活動されている方で、特に大きなご貢献をいただきました皆様に対しまして、表彰状をお贈りいたしました。
こうした地道な活動のおかげで、本県の刑法犯認知件数は年々減少し、本年も昨年よりも少ない件数で推移をしています。お互いの意識を高め、また、みんなで協力して犯罪を1件でも減らしていこうという、そんな心構えがさらに高まる大会となるよう、お願い申し上げました。
続いて、大津へ戻り、「琵琶湖保全再生法シンポジウム~暮らしの宝湖「琵琶湖」のために私たちができること~」に遅れて参加。
東京海洋大学名誉博士・客員准教授である、さかなクンにも基調講演をいただき、会場にはたくさんの方に来ていただきました。
琵琶湖が「国民的資産」と位置付けられた琵琶湖保全再生法が施行されて約1年が経過しました。本県がその琵琶湖をお預かりしている、その決意をお話しさせていただき、登壇されていたhuman noteさん、そして客席のみなさんと一緒に「琵琶湖周航の歌」を歌い、その思いを共有いたしました。
本日は最後、大津祭の宵宮を鑑賞。
全13基の曳山を一つずつ回り、お祭りを支えてくださっている地域のみなさまに対してお礼を申し上げ、本日の公務を終えました。