本日は、午前中に野洲川改修促進協議会および日野川改修期成同盟会の要望を受ける。県民の命・財産を守るため、関係市町と連携して治水事業に取り組んでまいります。
その後、山室木材工業株式会社様が取り組んでおられる木質バイオマスボイラーを利用したマンゴー栽培の成果報告を受ける。自社工場から出る廃材をチップにして燃料として木造温室ハウスの温度管理をされています。実際に出荷された「みつなりマンゴー」を試食させていただきましたが、濃厚で芳醇な甘みが口いっぱいに広がりました。
新たなエネルギー創出とその利用の形です。ぜひ広めていきたいと思います。
昼食後、滋賀県立大学に向かい、大田学長との意見交換会に出席。
県立大学からは、文部科学省「地(知)の拠点」事業による地域教育プログラムの深化、県内への就職などによる定着を進める取組、ICTを活用して地域課題を解決する(仮称)「地域ひと・モノ・未来情報研究センター」の設立、水草からのバイオガス生成研究などについてご説明いただきました。
私からは、地域貢献大学の先駆けとして、また県内の他大学や企業を巻き込む産学官連携の中心的な存在としての期待と、積極的な行動をお願いいたしました。
続いて、滋賀県立大学と日本電気硝子株式会社との産学連携の協力推進に関する包括協定締結式に立会させていただくとともに、日本電気硝子株式会社様からの寄附により平成19年度から設置されている「工学部ガラス工学研究センター」を視察し、本日の公務を終えました。