朽木での短期居住3日目。地域の皆さんとの座禅にて一日をスタート。
午前、朽木西部に位置する針畑地域を訪問し、針畑地域振興協議会の皆さんから歴史や暮らしについてご説明をいただきました。
この地域は、古くは京都と福井県小浜を結ぶ鯖街道として栄え、奥深い自然の中で独自の文化を育んでこられたとのこと。その後に拝見させていただいた重要文化財の思子淵神社も大変素晴らしく、地域の方々が守り継いでこられた文化や歴史の一端に触れることができました。
その後、針畑と県庁とをインターネットで繋ぎ、県庁にいる職員とウェブ会議を実施。
山奥のため通信環境が不安でしたが、音声も映像もはっきり、くっきり。とても快適に会議を行えました。
ICTを活用することで、育児や介護等により職場に赴けない人も自宅等で仕事をしやすくなります。新たな人材確保や働き方改革に繋がることが期待でき、県庁でもぜひ積極的に活用していきたいと思います。
午後、県庁に移動し、長浜信用金庫様、滋賀中央信用金庫様、湖東信用金庫様および信金中央金庫様との産業振興に関する協定締結式に出席。
地域に根付いた経営を進めてこられた信用金庫様のネットワークを活かし、県内企業の販路開拓や県の観光誘客等への支援、協力をしていただきます。
その後、今年度1回目の「滋賀プラス・サイクル推進協議会」に出席。
本協議会では、自転車を健康増進や観光振興、環境保全等に繋がる、地域の新しい公共交通として捉え、その普及に取り組んでいます。メンバーも、自転車関連の事業者から鉄道等の運輸事業者、交通安全関連の団体、環境保全団体までと、多種多様です。これら幅広い主体による連携から、新しい視点での事業や取組が進むことを期待しています。