本日は、午前中に大阪市内で開かれた「大戸川ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場」に出席。
国土交通省近畿地方整備局から「大戸川ダム建設事業の検証に係る検討結果」が滋賀県をはじめとする関係自治体に示されました。示された検討結果は「最も有利な案は『大戸川ダム案』」とのことでしたが、今後、ダムの効果や費用、自然環境への影響などを総合的に判断していく必要があります。また、近畿地方整備局に対して、治水対策において、ハード面だけでなく水防意識の醸成といったソフト対策も一体的・計画的に推進し、本県と連携した取組を進めるよう求めました。
午後は、近畿圏内では3番目の水素ステーションとなる「イワタニ水素ステーション大津」を視察した後、水素で走行する燃料電池車「MIRAI(ミライ)」を公用車として寄贈いただいた滋賀トヨペット株式会社様へ感謝状を贈呈しました。低炭素社会づくりに向けて、行政だけでなく、県民、事業者の皆さんなどあらゆる主体と連携して取組を進めていきたいと思います。
その後は、「滋賀県商工会連合会行政懇談会」に出席し、意見交換をしました。商工会の皆様から、小規模事業者に寄り添って支援する「経営発達支援事業」などの取組事業のご説明をいただきました。どの事業も中小企業・小規模事業者の活性化、ひいては地域の活性化につながる重要な取組であり、大変心強く感じました。県としても「滋賀県産業振興ビジョン」や「滋賀県中小企業の活性化の推進に関する条例」に基づく施策を着実に推進し、中小企業・小規模事業者の皆様をしっかりと支援してまいりたいと存じます。