明けましておめでとうございます。皆さんは良いお正月をお迎えになりましたか。県庁は今日が仕事始めで、決意も新たに登庁。また、内閣府で活躍されていた池永肇恵さんに1月1日付で副知事に就任いただき、女性活躍や商工労働分野、文化振興など、西嶋副知事と一緒に県政を支えていただきます。
職員への新年の挨拶では、私は3つの決意を述べました。
一つは、琵琶湖の保全と再生。昨年は日本遺産の認定や悲願であった琵琶湖再生法の成立など、琵琶湖の価値が改めて認められた年でもありました。これを機に、国民的資産である琵琶湖を預かる滋賀県として、その保全と再生、そして価値や魅力の発信に一層力を入れて取り組んで参ります。
二つ目は、人と人。医療福祉政策の充実はもちろん、学ぶ力向上などの教育の取組、さらに働き方改革といった、共に生き、共に学び、共に働く共生社会づくりを前進させます。
もう一つは、命と暮らしを守る備えの充実と危機管理です。1月15日には危機管理センターの供用が開始されます。東日本大震災から5年。昨年も関東・東北豪雨災害がありました。また昨年のパリでの凄惨なテロ事件なども踏まえ、災害対応や危機管理としての備えを充実させ、県民の皆さんの命と暮らしを守るための取組をさらに強化したいと思います。
午後からの経済団体連合会主催の年賀会でも、これらの決意をもって「新しい豊かさ」を具現化させていく一年にしたいと挨拶をさせていただき、経済界の皆さんとともに滋賀が発展する一年となるよう願いました。
2016年は、リオのオリンピック・パラリンピックでスポーツも注目されそうです。本年も一緒に滋賀を盛り上げていきましょう。