早朝の新幹線で東京に向かい、東京食肉市場株式会社で行われる近江肉牛協会主催の平成27年度近江牛枝肉共進会を視察。
競りの様子を見学させていただくとともに、昭和26年に全国の産地の中で最も早く組織を立ち上げ、市場の開設当初から取引を行ってきた近江肉牛協会の歴史と伝統、首都圏におけるニーズに応えるための課題などについて、東京食肉市場の小川一夫社長と意見交換を行いました。
その後、近江牛27頭が競った今回の共進会の表彰式を行い、近江肉牛協会の功労者の方々への感謝状をお贈りしました。
午後は、国の来年度施策・予算編成に関する政府への政策提案・要望を行う。
夢や希望に満ち、豊かさを実感できる滋賀づくりに向けて、本県の実情や課題、取組状況を踏まえた提案等を10分野26項目にまとめ、関係省庁に直接説明に上がりました。特に、今年9月に「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」が成立、施行されたことを受け、この分野に関する提案は別冊にして説明いたしました。
今日は、石井国土交通大臣、森山農林水産大臣をはじめ、文部科学省、財務省、原子力規制庁等におうかがいし、道路整備・治水事業の推進、琵琶湖漁業再生への支援、農業農村整備事業の推進、TPP(環太平洋パートナーシップ)交渉大筋合意を踏まえた国内対策、教育環境の整備、国民体育大会への財政支援、原子力災害への実効性ある多重防護体制の構築などについて提案等を行いました。