朝から長浜市に向かい、午前中は高時川源流のユキツバキ群落を、午後からは杉野川源流のトチノキ巨木林を視察。
杉野川源流には、ブナをはじめとする冷温帯の広葉樹林とともにトチノキの巨木林が群生しています。
地元の藤井長浜市長や滋賀県立大学の野間直彦准教授、地元の皆さんと共に約1.5kmの急斜面を登り、たどり着いた巨木林を前に、琵琶湖源流の地で、何百年と成長を続けてきた命のたくましさ、命のほとばしり、神々しい雰囲気を感じました。
切るのは一瞬ですが、再生するには数百年かかります。切らずに守る価値と責任があると実感。今後どのように保存し活用ができるか、地元の皆さんをはじめ関係の皆様と一緒に考えてまいりたいと思います。