午前中、滋賀県社会福祉審議会からの答申を渡邉光春委員長より受ける。
この答申は、昨年5月に諮問した「共生社会づくりを目指すための条例の制定」に向けたもので、障害者差別解消法の実効性の補完などを盛り込んだ内容となっています。
「障害の社会モデル(障害の社会的障壁を取り除くことは社会の責務であるとの考え方)」や「地域アドボケーター(障害者に寄り添い、権利を擁護する代弁者)」という考えや言葉を盛り込むなど、他府県の条例にはない「滋賀らしい」先進的な答申をいただきました。
この答申をしっかりと受け止め、当事者の思いを大切にしながら条例の制定と施策の構築に向けて強い決意を持って取り組んでまいります。
午後には、京都銀行様より「京銀寄付型ローン~滋賀の地方創生を応援します~」の取扱い開始のご報告をいただく。
このローンは、金利収入の一部を本県の子育てや教育、観光等の地方創生の事業に寄付をいただける仕組みとなっています。これからいただく寄付を大切に活用し、京都銀行様とも連携して滋賀の地方創生に取り組んでまいりたいと思います。
続いて、「びわ湖ホール 音楽会へ出かけよう!」ホールの子事業を視察。
この事業は、県内の小学生の皆さんにびわ湖ホールに来ていただき、本物の音楽芸術や舞台芸術を見て、聞いて、感じていただきたいと実施しているものです。子どもたちには、さまざまな体験を通じて夢や目標を持ち、未来の可能性を広げてくれることを期待します。
三日月大造