米国出張3日目。
デトロイト市からアナーバー市に移動し、アナーバー図書館で行われている「SYODO 書道展」を視察。
この書道展は、姉妹提携50周年と公益社団法人 滋賀県書道協会の創立70周年を記念して開催するもので、書道協会の皆さんの作品140点あまりが展示されています。ジョジー パーカー館長からも大変好評と伺いました。書道や漢字を通じて日本文化に親しみを持っていただく素晴らしい文化交流であると感じました。
あわせて、開催に協力いただいているアナーバー図書館も視察させていただきました。体験型イベントの開催、地域住民のレクリエーションにつながる遊具等の貸出しなど、住民の声を受けたサービスの充実に積極的に取り組まれており、大変勉強になりました。
続いて、同じアナーバー市にあるミシガン大学美術館を訪問。
同美術館では、2020年以降に県立陶芸の森との共同企画による信楽焼をテーマとした展覧会の開催を予定いただいています。
クリスティーナ オルセン館長から、1960年代になってアメリカに信楽焼が紹介され当時の陶芸家に大きく影響を与えたことなどを伺い、滋賀県とのご縁を感じました。
本企画への感謝を申し上げるとともに、信楽焼とあわせて、ぜひ滋賀県の地酒やお茶に親しむ場も設けていただけるとありがたいとお伝えいたしました。
夕方には、在デトロイト日本国総領事公邸を訪問。
和田総領事をはじめ、日米協会・日本デトロイト商工会の方も交えながら、地酒の輸出や地域医療のあり方など幅広い分野について意見交換を行い、大変刺激をいただきました。
三日月大造