中国滞在2日目。
本日は、早朝に香港を出発し、高速鉄道にて長沙市へ移動。
午後、長沙入りし、世界中のハイテク企業が集積している長沙高新区の視察を行う。この地区には、バイオ医療や新エネルギー産業をはじめ多業種のハイテク企業が中国進出の拠点として立地しています。
本県の湖南省事務所の設置場所を模索していましたが、高新区は中国との窓口になるだけでなく、世界の企業と情報交換ができる立地であることから、この地で開設する方針を決定いたしました。
その後、高新区に立地し、滋賀県にもゆかりのある湖南湘電東洋電機有限公司様の工場を訪問させていただき、鉄道車両用の電機品の製造現場を視察させていただきました。
また、中国湖南省に出店されて20周年を迎えた平和堂1号店(五一広場店)にて、県の物産・観光PRを行い、20周年記念の鏡開きと餅つきをさせていただきました。
最後は、湖南省の代表である杜家毫省委書記と会談、意見交換を行う。
これまでの滋賀県と湖南省の交流により環境保全や教育、文化など様々な面で成果が上がってきたこと、そして、今後もさらなる経済や文化の交流を進めていくことを確認しました。
また、書記からはとりわけ農村発展のための交流・支援を求められました。
本県としても、これまでの環境に配慮した農業モデルを紹介するなど、持続的な発展に向けて湖南省とともに歩んでまいりたいと思います。
なお、私から記念品として、大田左卿先生の作品「湖山清趣」を書記へ贈り、大変喜んでいただきました。
三日月大造