大戸川ダム建設事業により集団移転された大津市上田上大鳥居地区の集落跡地および大戸川ダムの水源地域である甲賀市信楽町黄瀬地区を訪問。
大鳥居地区については、今年の5月16日に田上・上田上地区を訪問した際、地元の皆様から集団移転という苦渋の選択をされた思いや、その集落跡地が無残に放置されていることへのお気持ちに接し、ぜひ現場を訪問しなければならないとの思いから、今回の訪問に至りました。
また、黄瀬地区は、このたび県内2例目となる「浸水警戒区域」に指定させていただきました。地元の皆様のご理解へのお礼を申し上げるとともに、皆様からのご意見を伺い、思いを共有させていただきたく訪問させていただいた次第です。
両地区において、地元の皆様から早期のダム建設に向けた切実なお声を頂戴いたしました。本県としては、大戸川ダムに関する勉強会において、大戸川ダムの効果・影響を検証し、今後の治水政策に活かしていくとともに、引き続き、地元の皆様のお声を大切にしながら進めてまいりたいと思います。
三日月大造