滋賀県伝統工芸品第11次指定書授与式に出席。
このたび、「長村梵鐘」と「江州よしすだれ」の2品目を新たに指定し、製造者である株式会社金壽堂様、株式会社タイナカ様、よし藤田井中憲一様へそれぞれ指定書と記念の盾をお渡しいたしました。
どちらの工芸品も細部までこだわり抜いた素晴らしい技術をもって製造されており、伝統を守り継いでくださっていることに深く感謝を申し上げました。
続いて、ピアザ淡海へ移動。滋賀県戦国観光キャンペーン推進協議会の設立総会へ出席。
NHKの連続テレビ小説「スカーレット」や、大河ドラマ「麒麟が来る」の放映が予定されており、名だたる戦国武将にゆかりのある地域が数多く存在する本県の魅力を発信するまたとない機会に恵まれました。この機会をとらえて、関係者の皆様と一致団結した観光キャンペーンを行い、観光素材の磨き上げや受け入れ態勢の整備、情報発信に取り組むことで、世界に誇る観光地にしてまいりたいと思います。
次に、平成30年度滋賀県市長会議の第2回定例会へ出席。滋賀県首長会議の再開に向けた協議をさせていただきました。
宮本守山市長が調整役を引き受けて下さり、私を含め各首長と丁寧に意見交換を重ね、再開の方向にまとめていただきました。深く感謝を申し上げます。
首長会議の早期再開に向けて、調整してまいりたいと思います。
知事室へ戻り、関西電力様より、大飯原発原子力安全協定改定に係る報告をお受けする。
大飯発電所の廃炉が決定し、その廃止措置は約30年にわたる長期的な取組となります。その前例のない作業には相当な困難も予想され、県民の皆様の不安も大きいところです。このような状況を踏まえ、本県から原子力発電所の安全確保および防災対策についての申入れをさせていただきました。
今後も動向を注視するとともに、原発に依存しない社会の早期実現に向けて取組を進めていかなくてはならないという思いを強くいたしました。