午前中、知事室にて、土壌の養分状態を把握する研究機器「無機態窒素分析装置」を寄附いただいたJAグループ滋賀様に対し、感謝状の贈呈を行う。
正確な土壌分析に基づく営農指導は、おいしい近江米の安定生産につながります。いただいた機器を最大限活用し、平成31年産米での特A取得をめざして関係団体の皆様と一緒に取り組んでまいりたいとお伝えしました。
続いて、滋賀県警の水上警察隊の新警備艇「たかしま」の竣工式に出席。
今回、新たに配備される大型警備艇は、水上事故や災害時の捜索・救助活動に高い能力を発揮することが期待されています。琵琶湖の安全・安心を守るために、今後も警察と連携し、県民の皆様の期待に応えてまいりたいと思います。
午後からは、一般社団法人滋賀県造林公社の理事会に理事長として出席。
平成31年度事業計画および収支予算についてご審議いただき、原案のとおり議決いただきました。
その後、関西広域連合が主催する「関西エコオフィス大賞」の表彰式に出席。
創意工夫に満ちたエコオフィス活動を実施されている事業所として、今年度は大賞1社、奨励賞6社を表彰いたしました。
社用車の事故データ等の分析によるエコ安全ドライブの推進や従業員の夏季の終業時間の繰上げによる節電など、受賞された皆さんの創意工夫と日々の努力の積み重ねによる温暖化防止の取組に敬意を表するとともに、今後さらに取組が広がることを期待しています。
夕方からは、世界農業遺産の認定をめざす「琵琶湖と共生する滋賀の農林水産業推進協議会」の総会に出席。
このたび、琵琶湖と共生する本県の農業・水産業が織りなす「琵琶湖システム」が“日本農業遺産”に認定され、あわせて、“世界農業遺産”申請の承認も得られました。関係者の皆様にあらためて感謝申し上げるとともに、今後は、さまざまな主体の参画による取組のさらなる活性化や多言語による発信強化に注力し、「琵琶湖システム」を次の世代への贈り物として、しっかりと引き継いでいきたいとお伝えしました。