午前中、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊・日系社会青年ボランティアとして今夏派遣される8名の皆さん、現地での活動を終えて帰国された5名の皆さんを公館でお迎えする。
無事に活動を終えて帰国された隊員の皆さんは、それぞれ活き活きとした表情をされ、現地での経験がご自身の貴重な財産になったことを感じました。また、今回赴任される隊員の皆さんには「しが国際協力親善大使」の委嘱状を交付し、世界と滋賀県の懸け橋として、教育や農業などそれぞれの分野で活躍されることをご期待申し上げました。
午後からは草津市に移動し、滋賀県レイカディア大学の学生・同窓生約150名の皆さんに「人生100年時代を生きる~長寿の力を地域の力に~」をテーマとした講演を行う。
年齢を重ねても、自分らしく活き活きと社会活動などに参画される高齢者の皆さんは地域の力であり、その姿は次の世代に希望を与えます。その中で、レイカディア大学で学んだ皆さんは、9割以上の方が卒業後も何らかの地域活動に関わっておられ、本県にとって大変心強い存在です。
講演では、滋賀県の高齢化の現状や高齢者が活躍する県内の先進事例などを紹介しながら、豊富な経験と知識を持つ高齢者の皆さんが生きがいを持って活躍できる「健康しが」を、皆さんと一緒につくってまいりたいとお伝えいたしました。