本日は、龍谷大学瀬田キャンパスにて、開学30周年記念行事として企画された「仏教SDGs~近江商人の「三方よし」に学ぶ~」をテーマとする入澤学長との対談会に臨む。
入澤学長からは、仏教の歴史・文化を紐解く中で滋賀県がいかに重要な場所であるか、渡来人や外来文化を受け入れてきた本県には、SDGsにつながる“多様性”や“寛容”の精神が根付いていることなど、豊富な知識に基づく大変示唆に富んだお話をいただきました。
私からも、日本で初めて仏教が伝来し、「一隅を照らす」「忘己利他」などSDGsにつながる理念・思想が千年以上前から根付く本県において、SDGsに取り組む意義などについてお話しさせていただきました。
最後には、エネルギーや交通などに関する龍谷大学と県の新たな連携の可能性についても意見を交わしました。仏教とSDGsに共通する理念である「誰一人取り残さない」社会の実現に向けて、今後もしっかり連携しながら取り組んでまいりたいと思います。