午前中は、高島で世界農業遺産現地調査の概要説明に出席。
琵琶湖と共生する農林水産業「琵琶湖システム」を、世界農業遺産の認定に向けて申請していましたが、コロナ禍の影響でなかなか実現されなかった国連食糧農業機関(FAO)調査員による現地調査がようやく実現しました。
調査員であるブスタマンテ氏に、私から「琵琶湖システム」の概要について説明させていただきました。
滋賀県では、古くから琵琶湖とともに生活があり、皆が琵琶湖に関心を持ち、琵琶湖をはじめとする自然環境を大切にする思いを特に強く持っています。人は自然の一部として、生き物と共生し、人と人との絆を育みながら、「琵琶湖と共生する農林水産業」を代々継承してきました。
「琵琶湖システム」の世界農業遺産認定を目指して、関係者の皆様と取組・発信を続けてまいります。
午後は、大阪で開催された、西日本地区日中友好交流大会に出席。
中国駐大阪総領事館の薛剣総領事のスピーチでは、本県の三方よしをご紹介いただき大変嬉しく感じました。私からは大会開催へのお祝いを申し上げるとともに、これからの50年をともに作っていきましょうと呼びかけました。
会場では、日中国交正常化50周年を記念した、これまでの日中交流をたどるパネルが展示されていました。本県は中国の湖南省と友好提携を締結し、来年で40周年を迎えます。今後とも友好を深め、日中交流のさらなる発展に貢献してまいりたいと思います。
続いて、次世代育成支援対策プロジェクトチーム会議に出席。
チームリーダーとして、「将来世代が希望をかなえられる社会を目指した提言」と「誰ひとり取り残さない社会を目指した提言」について議論を行いました。昨日、こども基本法およびこども家庭庁設置法が成立し、子ども政策のさらなる推進が期待されています。全国の都道府県の皆様と協力して、地方の声を国に届けられるよう力を尽くしてまいります。