草津市国際交流協会(KIFA)様から、「第26回防災まちづくり大賞総務大臣賞」受賞の報告をお受けする。言葉の壁や生活・文化の違いにより外国人の方々が災害時にお困りにならないよう、外国人留学生の皆さんが機能別消防団員となって、防災啓発活動に取り組まれるとともに、避難誘導、情報伝達支援、避難所における各種支援に対応する独自の体制づくりをされたことが高く評価されました。
こうした取組は防災分野にとどまらず、在留外国人と地域住民との相互理解やコミュニケーションの促進にもつながる素晴らしい取組で、今後の更なる活動にご期待申し上げます。
続いて、「滋賀県CDR推進会議」の一杉正仁会長から、滋賀県でのモデル事業の取組結果と国による制度化に向けた提言をいただく。CDR(チャイルド・デス・レビュー)は、18歳未満で亡くなった子どもの死因を多角的に検証し、予防策を考える取組です。県として今後も継続的にCDR事業を実施し、効果的な予防策を積極的に取り入れて、子どもの防ぎ得る死をできる限り無くしていきたいと思います。