午前中、全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会議に出席。
私からは、ワクチンの追加接種について、市町からファイザーの接種予約の奪い合いになるなど大きな混乱が予想されるなど強い懸念が示されており、必要なワクチンを配分いただくとともに早期に長期的な供給計画を示していただきたいことや、医療提供体制確保に向けた病床確保料の速やかな措置などについて、発言させていただきました。
午後から、第3回死生懇話会に出席。
今回は、グリーフサポートあいち子どもの森代表の野々山氏をゲストスピーカーにお招きし、「身近な方をなくした子どもたちとそのご家族へ~自分らしくいきていくために~」と題して講演いただきました。
身近な人をなくした子どもたちは小さな背中に大きなものを抱え、大人の期待を背負い、我慢したり、背伸びをしたりしながら必死で生きる状況に置かれています。そうした様々な気持ちや体験を遊びや体験を通じて表現したり、分かち合ったりできる場づくりに取り組まれており、子どもが子ども時代を子どもらしく、親も自分らしく安心してあるがままになれるようにとの活動の大切さを改めて実感いたしました。
オンラインも含めておよそ100名の方にもご聴講いただき、さまざまな死についてご意見をいただきました。
引き続き、「死」を真正面から考えることで、限りある「生」をより一層充実させるヒントを考えてまいりたいと思います。