東近江市の「布引掩体壕」と平和祈念館を視察。
掩体とは、戦時中に飛行機などを避難させて隠したり、爆風から保護する目的で作られた施設で、八日市飛行場の南に位置する布引にはおよそ17の掩体が連なって残されています。間近で見るとその大きさをより感じることができました。
平和祈念館は、現在、新型コロナウイルスの影響で休館中ですが、企画展示「フィリピンの戦場I-ルソン島編-」を中心に、館内を視察しました。戦争を体験した県民の方々の証言をもとに、戦時中の様子が丁寧に解説されています。戦争の悲惨さが真に迫って伝わり、平和への思いを改めて強くしました。
続いて、東近江市の「脇坂農場」を視察。
水稲を中心に、小麦や大豆、野菜等の生産に取り組まれており、自ら改良された農業機械や農薬散布用のドローン、少量の土で育つナスなど、技術を活用して効率的に栽培するための工夫を見せていただきました。スマート農業の推進に向けて、参考にしてまいりたいと思います。