日野短期居住4日目。
本日は、朝からJAグリーン近江日野東支店にて、日野菜生産部会の皆様より原産日野菜の取組をご紹介いただく。
生産部会では、500年以上前から日野で作られ、近江の伝統野菜に選定されている原産日野菜の種子を保存し、生産していただいています。「桜漬」などの加工施設も建設され、日野菜の生産・普及拡大に力を入れていただいており、感謝いたします。ともに近江の伝統野菜を守り、広めてまいりたいと思います。
その後、新規就農者の方の取組を視察。
滋賀県農林水産奨励賞も受賞されている里路久光さんの田畑をご紹介いただきました。里路さんは平成27年に就農され、水稲と露地野菜を中心に体系的な農業経営に取り組まれています。里路さんのもとで農業を勉強されている原田さん御夫妻にもお話を伺いながら、農業の楽しさ、厳しさを教えていただきました。皆さんがいきいきとお話しされている姿から充実している毎日がうかがえました。これからも様々なことに挑戦していただき、滋賀の農業を盛り上げていっていただきたいと思います。
午後からは、WEBで全国知事会に出席したあと、「こんにちは!三日月です」で日野町連合青年会の皆さんと意見交換。
堀江町長にもご出席いただき、若い世代の皆さんとともに日野町の未来、滋賀の未来について意見交換させていただきました。
青年会のメンバーも年々減ってきているとことでしたが、OBの方もサポートしていただいているとのこと。これからも日野を盛り上げるイベントを実施していただきたいと思います。
また、その後は、日野祭をテーマにしたクラフトビールをつくっていらっしゃるヒノブルーイング株式会社様の取組を視察。
ヒノブルーイングは日野町出身の田中さん、ポーランド出身のショーンさん、イギリス出身のトムさんが「日野祭」を愛する気持ちで意気投合し、スタートしたクラフトビール会社です。今年は、江州音頭をイメージした「ドッコイサワーエール」をつくっていただきました。
当日は酢屋忠本店で量り売りをされていましたが、ご近所の方々が次々と買いに来られ、地域の方々から愛されている様子がよく分かりました。
ぜひこれからも県内各地の祭りとコラボしていきながら、地域を盛り上げていっていただきたいと思います。