昨日までの雨も上がり、さわやかの秋晴れの一日です。
本日は、「文化財を活用した健康増進ウォーキング」に参加するため、彦根へ。
ウォーキングの前に、彦根市にある曹洞宗の寺院、長松院を訪問。
このお寺には、世界で初めて自転車を発明、制作した彦根藩士、平石久平次時光氏のお墓が残っています。今年は平石氏の没後250年にあたり、ちょうど明日、250回忌の法要が営まれるとのこと。ご準備でお忙しい中、復刻された自転車「陸舟奔車」を見せていただきました。ビワイチを推進している滋賀県で、このような自転車とのご縁があることを嬉しく思います。今後も一緒に発信し、盛り上げてまいりたいと思います。
その後、「文化財を活用した健康推進ウォーキング~徳川幕府西国支配の要・彦根城を訪ねて~」に参加。
江戸時代の古地図を片手に、彦根城周辺の街並みを、県世界遺産推進室の職員の説明を聞きながら散策しました。足軽屋敷、町人が住んでいたエリアなど、当時の暮らしぶりなどを想像しながら歩いてみて、彦根の歴史や文化の奥深さを感じることができました。
歴史文化を楽しく学びながら、健康になれる。改めて、文化財と健康ウォークには親和性があると感じました。
続けて、県内130か所目の子ども食堂として、3月にオープンした「みんなの食堂」を訪問。
食材はご近所のスーパーやフードバンクから寄付いただいているとのことで、フードロス問題の解決にもつながっています。また、一日店長制や「恩送り券」など、ユニークな取り組みも注目されます。地域みんなの居場所づくり、つながりづくりの場として、今後もこの輪を広げていただくことを期待しています。