様々な思いや考えを述べ論じ合い、
違いを擦り合わせて一つの成案結論を導き、
法律や制度にする。
容易ではない…。
多数派の主張だけでなく、
独善排他の思想ではなく、
より多くの理解と賛意が得られるための努力を積み重ねる。
「日本版NSC(国家安全保障会議)設置」のための法案も
修正協議の上、成立の見通しとなった。
現時点、
多数の与党も謙虚に対応してくれている。
少数の野党になった私たちも、
「どちらの手柄」「こちらのメンツ」ではなく、
「国民のため」「日本のため」のより良い法律の立法を、
トコトンまで追求したい。
5:00前に起きる。
6:00宿舎周辺のランニング、
20階まで宿舎階段の駈け上がりと。
心身のための朝の営みを大事にする。
国会(議員会館)に入り、
新聞精読と日程確認の後、
9:00からは、衆議院「国土交通委員会」に出席。
海賊対処のために
民間武装警備員を乗船させるための法律案について採決の後、
議員立法で協議・検討し、国会に提出した、
タクシーの「サービス向上」「安心利用」推進のための法律案
について、審議入りのための趣旨説明。
法案提出者の席で与党議員と並び座る。
その後、
そのタクシー法案の質疑(答弁)に向けた勉強会。
法制局や自動車局と、共に法律案を作成してきた同僚議員らと、
項目ごとに、趣旨を、細部を詰める。
12:45から「代議士会」、
13:00からは衆議院「本会議」。
自動車運転により
人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案など採決。
傍聴席には法整備を強く望み求めてこられたご遺族も。
危険な運転で家族を、
わが子を亡くされたご無念、如何ばかりか…。想像を超える。
その後、
政府との協議、記者の取材対応、
その他、
わが党同僚議員と、法案の審議日程等について、
社会民主党議員とも法案取り扱いについて、
自由民主党議員や日本維新の会議員とも
法案審議の日程等について、
断続的に・・・。
15:00から開催された、
国語を考える国会議員懇談会では、
国文学者ドナルド・キーン(鬼怒鳴門)氏より
ご講演を拝聴する機会を得る。
「自国の文学(国文学や古典)を文学として教えていない…」
18:00からは、
民主党「次の内閣」閣議に陪席。
審議が行われてきた、
与党と修正協議も行われてきた
「国家安全保障会議(日本版NSC)設置のための法律案」
について、賛否対応等協議する。
「賛成すべき」「反対すべき」両者分かれる中、
海江田代表のご判断に一任することを決し、
結果、修正項目を提示し協議してきた経緯、
その中で、すべてではないが修正合意できた点もあり、
「賛成する」と。
なかなか熱く、
シビれる論議・時間であった。
こうして賛否両論分かれるテーマについても、
論議を尽くし、決していく、
そして決めたことに基づき行動していく風土文化を
培養醸成していくことが重要。
その他、
私が担当する地震や災害対策の法律案についても
対応等決める。
議員会館自室で
法案審議の質問項目答弁対応について確認。
夜は、
都内の料理店で、
「団結」懇親会。
「国会対策」のために、
日頃、共に闘う議員と職員と、鍋囲み、酌み交わし、懇談する。
宿舎で静かに休む。
ダメでも、
失敗しても、
不合格でも、「次へ!」