午前中、草津市で行われた滋賀県戦没者遺族大会に出席。
先の大戦において最愛の肉親を失うという深い悲しみに耐え、様々な困難を乗り越えながら、今日の平和で豊かな社会を築いてこられた御遺族の皆様に改めて敬意を表するとともに、恒久平和の実現に向けて、戦争の悲惨さを風化させることなく、次の世代にしっかりと引き継いでいくことをお誓い申し上げました。
午後は長浜市に移動し、雨森芳洲関係資料ユネスコ「世界の記憶」登録記念シンポジウムに出席。
雨森芳洲先生の「誠信の交わり」の心は、現代の平和外交や異文化交流においても大切にすべき思想です。今回、日本と韓国の共同提案により「世界の記憶」に登録されたことは、まさに「誠信の交わり」の実践です。地元の皆様が資料の収集、保存に尽力してこられた結果であり、大変うれしく思います。
今回の「世界の記憶」登録を契機に、芳洲先生の思想や貴重な資料を、教育や観光、まちづくりなどに活かすとともに、世界に向けてもしっかりと発信してまいりたいと思います。