朝から長浜市木之本町金居原へ、トチノキの巨木が群生する土蔵岳踏査に向かう。
地元の皆さんのご案内のもと、株式会社モンベルの辰野会長や藤井長浜市長、びわこ成蹊スポーツ大学の嘉田学長らと共に、土倉鉱山跡付近を出発し、植林地からブナをはじめとする広葉樹林の尾根筋を登りました。休憩時には辰野会長がお点前を披露くださり、木漏れ日の中でいただくお茶で疲れが癒されました。体感型の環境学習にこのような自然の楽しみ方をとり入れることも大切だと実感しました。
この山には、出会えたトチノキの巨木だけでなく、幾百年と脈々と生命をつないできた木々があり、その姿は荘厳さを感じます。切るのは一瞬です。今後どのように保存し活用ができるか、地元の皆さんの思いに寄り添いながら、関係の皆様とも一緒に考えてまいりたいと思います。