本日は、成人の日。今年は、大津市の成人式に出席させていただきました。夢を持ち、人や自然とのつながり、そして琵琶湖を大切にする気持ちを持ち続けて人生を歩んでいただきたいとのメッセージをお贈りしました。新成人の皆様、誠におめでとうございます。
その後、米原市大久保に移動し、米原短期居住を開始しました。
今年は琵琶湖新時代の扉を開ける一年にしたいと思っています。「びわ湖の素、米原」では、取り組まれている各分野のすばらしい先進事例を学び、全国、世界に発信していきたいと思います。
一日目の今日は、米原にUターンや移住されてこられた工芸作家の方々の工房を訪問させていただきました。
うつわ陶芸家の市川孝さん、民藝創生みらいつくり隊として栗東から移住されてきたガラス工芸家の林和浩さん、そして同じく民藝創生みらいつくり隊として大阪から移住されてきた染色家の安達正史さんの工房やご自身で改装された古民家を見学させていただきました。
みなさん、米原の地を愛し、伊吹の自然から着想を得たアイデアをそれぞれに表現されていました。民藝、芸術をもって人が集まり、地域を発信していくまちづくりに大きな可能性を感じました。お互いによい影響を与えあって、よい作品をつくっていただきたいと思います。
その後は、工房を訪問させていただいた3名に加えて、翠雲彫りの伝統工芸士の井尻一茂さん、地域おこし協力隊として大阪から移住されてきた切り絵作家の早川鉄兵さん、そして東草野まちづくり懇話会の法雲俊邑さんと藤田知丈さん、合計7名の方々と「移住促進と民藝創生による地域活性化」について意見交換をさせていただきました。
滋賀の地域にはそれぞれにすばらしい魅力があります。地域の方々が知恵を出し合い協力して、世界に向けて発信していくことの大切さを改めて感じました。