午前中、関西広域連合構成府県市の委員の皆様に滋賀県にお越しいただき、大津港から船に乗り、関西広域連合として初めての琵琶湖視察を行う。
船上から取水口を見ながら、門川京都市長から琵琶湖疏水についてご紹介いただくとともに、私からは外来魚、外来種の水草の大量繁茂が及ぼす悪影響などをご説明いたしました。また、南湖で釣りやヨット、ウインドサーフィンを楽しむ人たちの様子、表層刈取船のデモンストレーションで水草対策の一例をご覧いただきました。
水のつながりが関西のつながり。
兵庫県知事の井戸連合長からは、水道の蛇口をひねるとき、水源のことを考えることにつながる機会となったとのご感想をいただき、山のこと、田んぼのこと、生き物のことなどもあわせて、広域で取り組むことの重要性を委員同士でより深く共通認識でき、解決への大切な一歩となったのではないかと思います。
午後は、第11回関西広域連合協議会で、防災・経済・文化・医療・環境などの各分野の実践者や有識者の方々と次期広域計画の策定等をテーマに意見交換を行う。
その後、第73回関西広域連合委員会に出席。
平成29年度予算編成、第3期広域計画中間案、琵琶湖・淀川流域対策、万博誘致について協議を行うとともに、報告事項を共有しました。