(訪米2日目)本日は、サンフランシスコ市の南に位置するシリコンバレーにてベンチャー育成やハイテク産業の現状を視察。
世界のハイテク産業が立地しているシリコンバレーには、新たな技術やアイデアを持った起業家たちが世界中から集まってきており、非常に活力のある地域です。
まずは、GSVlabs(ジーエスブイラボ)という民間の起業支援施設を視察。
この施設は、オフィススペースの貸出しをはじめ有名起業家の講演会の開催や投資専門家の無料アドバイスの提供などを実施しています。
また、この施設にはジェトロ(日本貿易振興機構)サンフランシスコ事務所も入っているため、日本から渡米して、この施設を活用し起業を目指している方もいらっしゃるとのこと。
起業を目指す方々が集まることでよい刺激になり、新しいアイデアも生まれやすく、起業するには恵まれた環境です。こういった施設がシリコンバレーには他にも多数あるとのことです。この環境が今の活力あるシリコンバレーをつくっているのだと感じました。
その後、ドイツ最大のソフトウェア会社のSAP(エスエーピー)のオフィスとスタンフォード大学の「dスクール」を視察。
SAPでは、「デザイン思考」の基本を教えていただくとともに、3DプリンターやVR(バーチャルリアリティー)などの最先端テクノロジーを体験しました。
「dスクール」は、新しいサービスを生み出すための開発手法「デザイン思考」の教育機関です。「デザイン思考」は、社会課題の解決にとって非常に有益な思考法です。県政にも活かしていきたいと思います。
また夜には、シリコンバレーで起業家や投資家等として活躍されている日本人の方々との意見交換会をさせていただく。
滋賀県出身の3名にもお集まりいただきました。みなさんの熱意に刺激を受けました。
本日の視察を、滋賀県の起業・創業環境の向上に活かしていきたいと思います。