本日の午前中は、桜の舞い散る中、「琵琶湖疏水通船復活」試行事業試乗会に参加。
この事業は、大津市の三井寺付近から京都市蹴上までをつなぐ琵琶湖疏水を船で下るもの。琵琶湖疏水は、明治期の先人たちが築きあげた歴史的にも価値の高い産業遺産であり、新たな観光資源として期待されています。
景色もすばらしく、ガイドの方がわかりやすく見どころを解説してくださるので、1時間の乗船時間があっという間に感じるほど楽しい時間でした。
まだ試行段階ですが、ぜひ多くの皆さんにも乗船していただき、琵琶湖の歴史を感じていただきたいと思います。
午後は、平成28年度滋賀県立農業大学校入学・入校式に出席。
今年度は、2年制の養成科には28名、1年制の就農科には9名の方々が入学・入校されます。これから大変なこともあるかと思いますが、仲間とともに農業に関する実践的な知識や技術、経営手法を学び、滋賀の農業の将来を担う人材に育っていただけることを期待します。
その後、隣接する滋賀県農業技術振興センターを視察。
日本穀物検定協会が実施する食味ランキングで最高の「特Aランク」に評価された近江米品種「みずかがみ」もここで開発されました。
日々試行錯誤して米・野菜・果樹・茶などの品種開発・改良をされているセンター職員、そしてそれらの品種の栽培にご尽力いただく農家の皆さんと協力して、滋賀の農業を魅力的なものにしていきたいと思います。