午前中、監査委員の皆様から、「行政重点監査結果」「財政援助団体等監査の結果及び意見」「定期監査の結果および意見」の報告をお受けする。
いただいたご意見等をしっかり受け止め、県民の皆さんの信頼を損なわないよう、公平性、公正性の確保と適正な執行に努めてまいりたいと思います。
続いて、滋賀県死因究明等推進協議会でとりまとめられた第一次提言について報告をお受けする。
この協議会は、変死体の死因究明の徹底に向けて必要な対策を講じることにより、犯罪や事故による死を見過ごさず、今後の取組や改善に結びつけていくための検討の場です。同協議会会長をお務めいただいている滋賀医科大学医学部の一杉教授から、専門機関の整備、人材確保、相談窓口の設置など8項目の重点的施策等について概要をご説明いただきました。県としても、できるところから取り組んでまいりたいと思います。
午後、まずは滋賀県包括外部監査人の村尾愼哉公認会計士から平成27年度包括会部監査の結果報告書をお受けする。
今年度は「文化芸術・スポーツにかかる施設の財務事務の執行及び管理運営」をテーマに外部監査を実施いただきました。いずれのご指摘、ご意見も県として真摯に受け止め、法律や条例に反するものについては速やかに是正するとともに、改善すべきものについては早急に対応するとお答えいたしました。
その後、「平成27年度しが生物多様性大賞」表彰式に出席。
この賞は、滋賀経済同友会様からの提言を受け、平成25年度から県との共催で実施しているもので、企業がNPO、地域、学校、行政等と協働で取り組む活動を表彰するものです。今回は、大賞に積水化学工業株式会社滋賀栗東工場様、里山の食彩プロジェクト様(株式会社琵琶湖ホテル)の2組が、特別賞に琵琶湖を戻す会様が選ばれました。
自然・いのちの共生は、地域固有のものを大切にしながら、多くの方々が関わって進めていく必要があります。今後も協働の取組が広がることを願っています。