午前は、「うえの賢一郎立春の集い」および「2016林久美子新春のつどい」に来賓として出席し、挨拶をさせていただく。
その後、登壇が迫っている会場へJRで移動。学生や家族連れ、老夫婦との会話、また、車窓から見る山々や田園、開発宅地等々の変化に気付き、感じ、今何が必要なのか考えることができた。こうした機会を大切にしたいと思いながら、アメニティーフォーラム20が開催されている大津プリンスホテルに到着。
「アール・ブリュットがつないでくれる未知なる領域~福祉と芸術・都市再生の視点を交えて~」をテーマに、野沢毎日新聞論説委員進行のもと、安倍内閣総理大臣夫人、青柳文化庁長官と鼎談をさせていただく。
私からは、アール・ブリュットを全国に先駆けて支援・発信してきた滋賀の取組や昨年4月に認定された日本遺産をはじめ、歴史や文化、豊かな自然に恵まれた滋賀の強みを紹介させていただきました。
アール・ブリュット作品の持つ輝きは、多様な人々が社会に存在することを教えてくれます。また、新しい物の見方や新しい価値観について考えさせられるとともに、人々を結びつける力があると思います。滋賀の誇れる「美」として、アール・ブリュットを国内外に発信し、その魅力を感じていただき、支持してくださる人を増やしていけるよう、取り組んでいきたいと思います。