湖南省二日目。朝から李友志副省長との面談。今回の訪問について、(1)滋賀県と湖南省との32年となる友好交流の継続と発展、そのためにも次の世代を担う高校生15人と一緒に訪れたこと、(2)経済成長と環境保全とを両立させるためには行政だけでなく市民や企業の協力が欠かせないものであり、草の根の交流を更に深められるよう県民交流団と経済交流団と一緒に訪ねたことをお話しました。
引き続いて、「洞庭湖-琵琶湖水環境フォーラム」に出席。冒頭のご挨拶と、滋賀県と湖南省による専門家による講演と高校生の発表を聴かせてもらいました。フォーラムを通じて、世代を超えた対話と交流を深めるとともに、水のこと、下流のこと、未来のこと、全ての生き物のことを考えた環境政策の重要性を共有することができました。
午後からは県省友好交流のひとつの象徴でもある1998年に開店した平和堂五一広場店を今回の経済交流団としてご参加くださっている夏原平和社長のご案内で訪問。ひこにゃんも駆けつけ、滋賀の観光PRを行いました。
夕方には杜家毫省長と会談。1983年から32年にわたり友好交流を続けてきたことは誇るべきことであり、今後の継続と更なる発展に向けて、県民、企業など草の根の交流と、次の世代を担う青少年の交流を深めていくこと、洞庭湖の環境保全への更なる協力を確認。会場を移し、経済や観光、環境保全、青少年交流などに関する覚書を杜省長との間で交わしました。
滋賀県と湖南省との友好関係は世界のモデルケースとなるものと認識。滋賀から世界へ。今回の覚書をベースに更なる友好関係を構築してまいります。