午前中、公館にて東京海上日動火災保険株式会社、滋賀県産業支援プラザ、県との3者による海外展開支援に関する協定締結式に臨む。東京海上の持つ海外のネットワークやリスク管理などの経験をいかし、県内企業の海外展開を下支えをしていただく、大変心強い協定です。
その後、平成26年度ふるさとづくり大賞(個人表彰)を受賞された東近江圏域働き・暮らし応援センター“Tekito-”の野々村光子センター長がその報告に来てくださる。障害のある方や引きこもりの若者などの就労支援と地域課題とを結びつける活動などが評価されての受賞。見事な、滋賀らしい取組だと感じました。
続けて、低炭素な「まちと建物」コンテストの表彰式。まちづくりや住宅設計などを通じて、低炭素社会づくりに大きく貢献いただいた5つの団体の皆さんを表彰させていただく。
午後からは、大津市内で開かれた「新地域支援事業からまちづくりを考えるフォーラム」にて主催のご挨拶。この4月から介護保険制度が改正され、訪問介護や通所介護が新たな地域支援事業に移行されますが、関係の皆さんにお集まりいただき、制度改正に伴う課題やよりよい方策をみんなで考えたいとの思いから開催したフォーラムです。
その後、公館に戻り、平成26年度しが生物多様性大賞の表彰式に臨む。この表彰制度は、昨年から滋賀経済同友会と県との協働で始めたもので、企業とNPO、地域、学校など多様な主体の協働により生物多様性の観点から優れた取組をされている団体を表彰するという、経済発展と環境保全との両立を掲げる滋賀ならではの取組です。
多くの行事に出席しましたが、いずれも滋賀らしい環境や福祉、地域づくりなどの取組であり、改めて滋賀の「人の力」を実感できた一日でした。