午後から、滋賀県公館にて「生態学琵琶湖賞授賞式」に臨む。
生態学琵琶湖賞は、環境保全に関する基礎的学術研究の奨励と県民意識の高揚を図ることを目的に平成3年に創設したものです。
今回は、安定同位体生態学の第一人者である総合地球環境学研究所の陀安(たやす)教授、生態系の研究者として広く世界に認知されている香港大学の安原准教授のお二人に賞を贈呈いたしました。受賞された陀安様、安原様のすばらしい研究成果が、世界の水環境の保全と健全な生態系につながっていくものと大いに期待しています。
夕方からは、「スマート自治体滋賀モデル研究会」の発足式に出席。
行政をICT技術で変革する「GovTech(ガブテック)」に注目が集まるなか、今年5月にはデジタル手続法が国会で成立し、行政サービスのデジタル化の推進が全国の自治体にとって大変重要な課題となっています。
そうした中で、今回、大津市、近江八幡市、草津市と連携してICTを活用した施策の調査・実証等に取り組む研究会を立ち上げることとしました。
県民にとってアクセスしやすい行政窓口の実現に向けて、県と市が力を合わせてICT技術の積極的な活用を検討・具体化してまいりたいと思います。